タイの暑さにバテたら、ハイビスカスティー!(ローゼルティー)

公開日 : 2011年05月03日
最終更新 :
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ハイビスカスティーといえば、ハイビスカスの花を使ったハーブティーをイメージしがちですが、実際に用いられているものは、観賞用のハイビスカスではなく、ローゼル(Rosell/Hibiscus sabdariffa)と呼ばれる別種のもの。ローゼルの花のガクを生で、もしくは乾燥させたものを煮沸していただきます。

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写真は生のローゼルの実。

かつてはあのクレオパトラが飲んでいたと言われるこのハーブティー。元はアフリカの北西部原産の植物なのですが、ここタイでも栽培されており、そのお茶はナム・グラチアップ(Roselle Tea)と呼ばれています。

タイ王室では国賓をもてなす際に出されるとのこと。スパなどで出すお茶として使われることもしばしば。

ローゼルはとても栄養価が高く、たっぷりのビタミンC、抗酸化物質のアントシアニン、クエン酸(疲労回復/二日酔いに)、利尿作用のあるカリウム、鉄、カルシウムなどが含まれており、美容・健康に効くと知られています。

アイスにしてハチミツを入れた甘酸っぱいハイビスカスティーは、旅行中、暑さで疲れたときにぴったり。見かけたら、ぜひ試してみてください!

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コンビニや道端のジュースを売っているスタンドでもよくローゼルティーが売られています。またスーパーではティーパックに入ったものも売られており、お湯をそそぐだけで飲めるので便利。20パック入りで35B(約100円)〜。

ちなみに、オクラ(グラチアップ・キヤオ)も、ハイビスカス、ローゼルと近いものということで、タイでは日本で見る物より少し大きく育ったオクラが市場などに並びます。湯がいた色んなお野菜と共に、ナム・プリック・カピという唐辛子ペーストをつけていただきます。

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