コーヒー農家を訪ねて、ボーラウェン高原 (Bolaven Plateau) をドライブ。タイから南ラオスへの旅 (2)

公開日 : 2012年01月09日
最終更新 :

前回の記事の続きです。

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パクソンはコーヒーブランド名にもなるほど、コーヒーの産地として知られていますが、実際にはボーラウェン高原一帯でコーヒープランテーションが行われています。16号線でパクセーからパクソンにやって来る際にもいくつかのコーヒー農家や工場を通り過ぎましたが、パクソンから更に奥地へレンタルバイクで行って来ました。

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パクソンの村を過ぎてすぐに16号線はいくつかに分岐しており、今回は東北方面に向かうPakxong - Thateng Roadを34km進んだあたりにあるシヌーク・コーヒープランテーション&リゾートを目指してドライブ。ちなみに16号線をまっすぐ進むと免税店なども展開するラオスで一番有名なコーヒー会社、Dao Dao社の農園があります。(残念ながらこの道は舗装工事中で今回は断念しました。)

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道沿いのやや大きめの農家で、収穫したコーヒの実から豆を取り出す行程を見学させて頂きました。

収穫の際に紛れ込んだ葉や枝などを取り除いたあと、コーヒーの実は果肉除去機にかけられ、果肉が取り除かれます。

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(左)取り出された種子。緑臭い味。(右)豆を取り除いた後の外皮と果肉。ほんのり甘い。

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その後、2日程水槽に入れ発酵させた後に水洗いしてから、長くてひと月ほど天日干しをして乾燥させ、納品されます。

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この辺りの農家で栽培された豆の多くはラオスの大手コーヒーメーカー、またはベトナム系の企業に買い上げられます。その後、更に数ヶ月の熟成期間を経たのちに更に一枚皮を剥いて焙煎され、やっとおなじみのコーヒーの香りと色に。普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、とても手間ひまかかっていることが分かります。

道中で見かけた、工場にお邪魔しました。一面のコーヒー豆!

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同じ作業でも工場になると大規模に。

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つづきます。

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