コーヒーの産地、南ラオスのパクソン(Paksong)へ。タイから南ラオスへの旅 (1)

公開日 : 2012年01月05日
最終更新 :
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タイの東北部にあるウボンラーチャターニー(Ubon Ratchathani)からラオス南部の都市パクセー(Pakse)を経由して、コーヒーの産地として有名なパクソン(Paksong/Pakxong)を訪れました。

タイやラオスにも美味しいコーヒーがあることは余り日本では知られていませんが、実はこの一帯はコーヒーベルト地帯と呼ばれる赤道を中心とした北緯25度・南緯25度の地帯に入っており、山岳地帯は豆の栽培に適した気候。ロブスタ種世界第二位の生産量のベトナムはすでにコーヒーの産地として有名ですよね。

ラオス南部にあるボーラウェン高原 (Bolaven Plateau) の一帯はラオスのコーヒーの生産のほとんどを占めており、特にパクソンはラオスコーヒーのことをパクソンコーヒーと呼ばれるほどにコーヒーの産地として知られています。標高は1000~1350m程。冬は日中20度、最低気温は10度と、南国とは思えない程に冷え込みます。

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コーヒー好きはもちろん、バイクなどでラオス南部を旅する旅行者が多く訪れるパクソン。村の規模はとても小さく、一泊すれば旅行者同士はもちろん、村の人々とも顔見知りになるほど。とてものどかで、ラオスの街よりもさらにゆったりと時間が流れています。

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パクソンではアラビカ種は10月中旬〜12月、ロブスタ種は1月下旬〜2月に収穫が行われます。私が訪れたのは12月半ば。収穫したコーヒーの果実を取り除いた後で、水槽に1-2日つけ、発酵させて種子を取り出す行程をあちこちで目かけました。

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次回の記事につづきます。

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