満月の今日は出安居。メコンに浮かぶ火のボート祭り@ナコンパノム

公開日 : 2012年10月30日
最終更新 :

10月の満月の日はオークパンサーといって、梅雨入りと同時に始まり3ヶ月続いた安居の終わり、僧侶が寺籠りから出てくる日を意味します。同時にほぼ雨期も終わり、タイ各地では様々なお祭りや仏教行事が行われます。

メコン川に面するタイ東北部の街、ナコンパノムでは10月23日から「光のボートパレード・フェスティバル」(Fire boat Festival/Illuminated Boat Procession on Mekong River)が開催中。対岸にあるラオスの街、ターケークのネオンをバックに、毎晩イルミネーションが見事なボートがメコン川に浮かべられます。

満月の今夜は最終日でありハイライト。前日までに少しずつ披露されたボートの全てが出揃い、今年一番のデザインのボート決めるコンテストが行われます。

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先日、一足先に訪れた際の様子をお伝えします。

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メコン川沿いや市内合わせて1kmはある屋台やルクトゥン(タイ歌謡曲)コンサート、古典舞踊などで賑やかになります。なかでも地元の人たちが熱中しているのが昼間に開催されているボートレース。

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会場から少し離れた死角で出番を待つボートたち。多くにスポンサーのロゴマークが見えます。

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ルア・ファイ(Fire Boat)と呼ばれるこのボート。その名の通り、電飾ではなく、火が灯されています。燃料を入れた空き缶に芯を入れ着火の為にビニール袋を被せたものを針金でくくり付けています。シンプルな仕掛けですが、実際によじ登って着火する作業は大変そうですね。

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ちなみに今日はメコン川の水面から突然現れる謎の火の玉が観測される日でもあります。他にも、これからの時季は「ロイクラトン」(タイ各地)やスリンの「象祭り」、「国王誕生日」などのイベントで盛り上がるので、旅行で地方を訪れる際にはぜひ確認してみてください。

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