タイの「お歳暮」はバスケットで贈ります【バンコク】

公開日 : 2019年12月19日
最終更新 :
筆者 : marie

お世話になったあの方へ、心を込めてお渡しする贈り物、「お歳暮」。

日本では年々市場が縮小傾向という話も聞こえてきますが、令和元年はいかがでしょうか。

この時期、タイにも日本の「お歳暮」のような習慣があります。一番の特徴は、「バスケット」に入っていること! いかにも贈り物です、といった風情を感じるので、個人的にはとても好きな光景です。

giftbasket01.jpeg

タイのお歳暮「グラチャオ・ピーマイ」

12月になるとスーパーマーケットや各種ショップなどで登場し始める「グラチャオ・ピーマイ」。

店舗やブランドによってはバスケットではなくボックス入りの商品もありますが、店頭の目立つ場所に置いてあるものは、バスケット入りの贈り物がメインです。

giftbasket02.jpeg

価格はピンキリで、庶民的なスーパーマーケットでは1,000円台から購入することもできます。そして品物は、概ね飲食物が多いように見受けられます。

コーヒーなどの嗜好品やジュースはもちろん、栄養ドリンクや燕の巣(エキス等)といった健康食品も定番のジャンルです。燕の巣はバンコクの日常では決して珍しくはないアイテムで、スーパーマーケットをはじめコンビニエンスストアなどでも販売されています。

「グラチャオ・ピーマイ」の「ピーマイ」は、タイ語で「新年」という意味なので、来年も健康でお過ごしくださいという気持ちがこういったバスケットに込められているのだと思われます。

ここでちょっと舞台裏をご紹介。

品物が詰まっていて見栄えよく見えるこれらのバスケットですが、商品を取り除くと、、、実は何かしらのクッションが詰まっていることが多いんです。

giftbasket03.jpeg

上の写真のように、シュレッダーされた紙や箱が詰まっています。こういった何かしらのクッションが台のように敷かれ、その上に商品が乗っていることがほとんどでした。

今ではこの仕掛けにも慣れましたが、初めて見た時は衝撃を受けました!

商品をより見えやすくしている故なのか、それともたくさん入っているように見えるためなのか? さて、どちらでしょうね。

日本でも「お歳暮」と聞いただけで、グッと年の瀬感が強まります。12月はクリスマスや忘年会やら何やら、そして大晦日といったイベントが目白押し! 皆様もお体に気をつけて、残りわずかとなった2019年をぜひ健やかにお過ごしください☺︎

● バンコク旅行関連記事

● バンコク生活の様子をブログに綴っています

筆者

東京特派員

marie

海外生活を経て日本に帰国してから、住み慣れた東京を半分旅行者の目線で見るようになり町の新たな魅力を再発見しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。