バンコクから日帰りできる!夏季おすすめのラン島のビーチとその魅力とは(修正版)

公開日 : 2019年04月11日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆さま、サワディーカー。タイは、夏季に入り、どんどん暑くなってきていますι(´Д`υ)

私がタイ・バンコクで最も暑く感じるのは毎年4~5月。(7月、8月は、タイでは雨季にあたります)。まさに、そのゴールデンウィーク前後に、タイに観光旅行に来る観光客の方も多いでしょう。暑すぎて、楽しみにしていた寺院観光を途中でギブアップしたくなっている方や実際そうした方を何度か目にしてきました(;'∀')

タイは年間通して暑い国ですが、特に、暑いシーズン、バンコクから日帰りでもアクセス可能なラン島での海水浴を旅行プランに折り込んでみるのはいかがでしょうか。先日、パタヤで大雨が降り、一時的に道路が冠水状態になったようですが、基本的には、夏季に雨が降ることはほとんどなく、それゆえ、ラン島のビーチでは、砂浜も白く、海の透明度も高いことが多く、透明、エメラルドグリーン、ブルーの3層に見えて、とっても綺麗です。暑いこともあり、海に入るのは、とっても気持ち良いですよ。日焼けを気にしている姉は、海に入っている時も麦わら帽子を被って、海水浴を楽しんでいました( ´艸`)

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各地の海の美しさはシーズンにもよるかもしれませんが、ある勉強会で、世界的にも美しい海が近くにあると聞いたことのあるクラビ本島やサムイ島本島の海より、ラン島のビーチの海は美しい!綺麗だ!と感じました。当然、クラビやサムイ島も、ボートツアーを利用して、さらに、周辺の島へ行くと、絶景が待っていたのですが、ボートツアーでは島での滞在時間が制限されがちなので、のんびり海水浴をされたい方なら、ラン島がおすすめだと思っています(^_^)。

バンコクからパタヤに来て、ラン島に渡る前には、パタヤビーチやウォーキングストリートも視野に入るので、パタヤの雰囲気も少なからず味わうことができると思います。もちろん、日帰りではなく、パタヤで宿泊するのもとても楽しいですよ。パタヤは歓楽街で有名なイメージがありますが、パタヤにはたくさんの魅力的な観光地があります。ゴーカート体験、インスタ映え/フォトジェニックな撮影スポット、チョコレートファクトリー、ワイナリー等...また、追って、ご紹介できればと思っています。

私は、パタヤで宿泊する時は、ラン島へのフェリー(片道30バーツ:約105円)が出る港から徒歩1分の立地にあるサイアム ベイショア リゾート パタヤ(siam bayshore pattaya)に泊まることが多いです。朝食メニューがわりと豊富で、オムレツや目玉焼き等の卵料理を何回もオーダーしやすくて、それがとても美味しく感じられて、お気に入りのホテルです。ホテル料金が下がる雨季シーズンでも、一日中雨が降っていることが少ないので、雨季に行ったこともありますが、幸運にも、雨は降らず、2日間共、ホテルからラン島に渡り、海水浴を楽しんだこともあるほどです。

前置きが長くなってしまいましたが、ラン島の各ビーチとそれぞれの魅力等について、以下にまとめてみました。

●ラン島のビーチとは

ラン島には、Ta Waen Beach(ターウェンビーチ)、Sang Wan Beach(サンワンビーチ)、Samae Baech(セームビーチ)、Tien beach(ティエンビーチ)、Nual Beach(ヌアルビーチ)の5カ所のビーチがあります。最近は、Ta Yai Beach(タヤイビーチ)やThonglang Beach(トンランビーチ)のビーチがあるという情報を見聞きしますが、道中危険エリアがあったりする等の情報があるのと私自身行ったことがないので、今回ご紹介できませんm(_ _)m

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●ラン島のおすすめビーチランキング

アンケートをとったわけではなく、私のおすすめで申し訳ないですが...2019年時点での、私のラン島のおすすめのビーチランキングです。

No.1 Tien beach(ティエンビーチ)

No.2 Samae Baech(セームビーチ)

No.3 Ta Waen Beach(ターウェンビーチ)&Sang Wan Beach(サンワンビーチ)(両ビーチは、徒歩での移動可能)

ラン島にはよく通い、5カ所のビーチには、全て2回、またはそれ以上見て周ってきましたが、ここ5、6年、私のおすすめビーチは、ラン島のTien beach(ティエンビーチ)です。理由は、一番石が少なく、歩きやすく、引き潮と満ち潮の時で、異なる風景を楽しめる、観光客が少ない点で、最高だと思っています。海水浴するのも気持ちよいし、レンタルできる浮き輪等につかまって波に揺られるのも、砂の中に埋めてもらうのも、気持ちよいビーチです。ただ、年々、石と観光客がじわじわと増えてきているのと、ソンテウ(小型トラックの荷台を改造して旅客用にした乗り物)から降りて、海に到着するまでの道で、ポイ捨てされたであろうというゴミが目に付くようになり、それがとても残念なところです...。ビーチへの影響は今の所全くなさそうではありますが、今後どうなるか分かりませんし、ゴミ拾いツアー等が企画されても良いのではないかと思う今日この頃です。

2番目におすすめのビーチは、Samae Baech(セームビーチ)です。こちらも、人が少なめで、リラックスできるビーチだと思っています。Tien beach(ティエンビーチ)に比べると、少しだけ石がゴツゴツ足に当たって痛いという理由で、2位になっています。

3番目におすすめのTa Waen Beach(ターウェンビーチ)&Sang Wan Beach(サンワンビーチ)のTa Waen Beach(ターウェンビーチ)は、海の色等は綺麗だなと思いますが、とにかく人が多すぎて、リゾート感はほぼありません。また、泳いでもよい範囲が狭いので、日本のプールに来たような印象を受けてしまいます。とはいえ、ジェットスキー、バナナボート、パラセーリング、シーウォーク、パラグライダー等のマリンスポーツを楽しまれたい方は、ラン島の中で一番知名度の高いTa Waen Beach(ターウェンビーチ)がおすすめだと思います。お土産店もたくさんあるので、とても賑やかで、人もすごく多いので、活気があります。

なお、パタヤ側にあるBali Hai Pier(バリハイ埠頭)からラン島へフェリーで行く際、ラン島のNa Baan Pier(ナーバーン埠頭)行きか、Ta Waen Beach(ターウェンビーチ)のあるTawaen Pier(ターウェン埠頭)行きに乗ることになります。Tawaen Pier(ターウェン埠頭)行きの便数は少ない感じがしますが、Ta Waen Beach(ターウェンビーチ)行きに乗車できれば、追加でソンテウに乗り換える必要なく、お得にアクセスできることになります。また、徒歩で隣の綺麗なSang Wan Beach(サンワンビーチ)へも行くこともできます。そして、Sang Wan Beach(サンワンビーチ)はわりと静かなビーチで、一番綺麗な海かもしれないほどなのです。ただ、深い所まで泳いでいくと、サンゴやウニがいるのか、足を怪我しそうで、ちょっと怖いかも...と思ったことがあり、No.3になっていますが、マリンシューズを用意されたり、もしもの時の対処法等判断できる方にはおすすめのビーチだと思います。

今回、ランクインしなかったNual Beach(ヌアルビーチ)は、実は、7年程前、初めてラン島へ行った時の印象では、小魚を鑑賞することができ、シュノーケリングしている人もいる綺麗な海で、当時、私にとって、No.1ビーチでした。その後、2回確認しに行きましたが、海の美しさが大幅に失われてしまった感じがしています。また、ここのビーチの犬は、人を襲うことはないかもしれませんが、結構凶暴なので、特に、食事する際、犬同士の取り合いの戦いが繰り広げられる傾向があるので、要注意です。状況はまた変わるかもしれませんし、好みは人それぞれですし、百聞は一見に如かずなので、興味のある人は、島内のビーチを見て回ってみるのも良いかもしれません。

なお、Sang Wan Beach(サンワンビーチ)以外のビーチでは、軽く食事をしたことがありますが、今の所、特記することはないかな...という感じです。

●おすすめ度No.1のラン島、Tien beach(ティエンビーチ)の見所

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私がオススメするTien beach(ティエンビーチ)には不思議な木のあるお店があります。とってもフォトジェニックだと思って、昔、グループ写真展に参加した際、ここで撮影した写真をパネルにしたほどです。このお店のベンチは、今年1月時点でも一番お得で、1ベンチ+トイレ使用代込50バーツ:約175円(~100バーツ)(椅子の位置によって料金が異なります)でした。今年は、奥の方まで歩いていくと、木陰で、ゴザーを広げて座っている観光客もちらほらいましたが、何回かトイレへ行くことや荷物が風で降り飛ばされないよう、括り付けて置けるようなベンチを借りたほうが快適だと感じます。

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また、ラン島内の移動で使うソンテウを下車してビーチまで歩いてくる途中橋がありますが、シーズンや時間帯によって、橋の下まで海水が来ていることもありますが、来ていないこともあり、潮の干満の差が織りなす様々な風景がとても魅力的だと感じます。特に、早朝は海水が引いていることが多く、モンサンミッシェルに来たような幻想的な雰囲気を味わえるのではないかと一人勝手に思っています。

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●ラン島内の移動 ~安全でお得なのはソンテウ

ラン島内ではソンテウ、または、バイクタクシーで移動することになります。以前はバイクタクシー(50バーツ=約175円/1人)の後部座席に、夫と私が一緒に乗る形で移動することが多かったのですが(別々で乗っても、一人ずつ乗っても、料金は2人分請求され、100B=約350円)、山道を走るので結構スリリングでいつ事故が起きてもおかしくないと感じます。最近は、各ビーチのソンテウ乗り場まで歩いて(大抵、遠くても、5分程)、ソンテウで各ビーチに移動するようにしています(乗合:30バーツ(~50バーツ)=約105円/1人、チャーター:約200バーツ=約701円/1台)。ソンテウの停留所が分からない場合は、道歩く人に、「ソンテウ ユー ティーナイ(=ソンテウはどこにいますか?)※」と聞けば、ジェスチャーで教えてもらえると思います。

※「〇〇〇はどこですか?」の意味にあたる「〇〇〇ユーティナイ」の「ユーティーナイ」は、「そんなこと言ってない」を大阪弁風に「そんなんゆって+ぃない」の「ゆってぃない」を発音する感じで発音しても通常通じます。ソンテウの場所を知りたければ、「ソンテウ ゆってぃない」。「トイレ(=ホーン(グ)ナーム)はどこですか?」は「ほんなん ゆって(ぃ)ない」で通じなかったことはないです。生粋の大阪人?には覚えやすいフレーズかもしれませんね。最近は、タイ語を習ったので、もう少しきちんと発音していますが...、観光客の方にはなかなか覚えにくいタイ語ですが、語呂で覚えておくと、咄嗟に出てきやすいので、少しご紹介してみました。

●バンコクからからBali Hai Pier(バリハイ埠頭)(ラン島へのゲート)までのアクセス

ざっくり紹介すると、以下の3つの方法の他、チャーター車を手配したり、ツアーに申し込むという方法があります。

方法1:バス エカマイのバスターミナルからパタヤ中心街(ショッピングセンター「Central Festival Shopping Mall(通称:セントラル、センタン)」周辺)まで、バスで片道120バーツ位。そのあとは、流しの乗合ソンテウ(10バーツ)やバイクタクシーで1人50バーツ(~繁忙期は150バーツのことも)で、近くのウォーキングストリートまで来て、徒歩で、ラン島のフェリー乗り場「Bali Hai Pier(バリハイ埠頭)」まで来られます。

方法2:ロットゥー エカマイ・バスターミナルからBali Hai Pier(バリハイ埠頭)(またはホテル「サイアムベイショアーホテル(siam bayshore pattaya)」)まで、ロットゥーで片道150バーツ位:430円位/1人。乗車時に、下車場所の交渉が必要です。渋滞が激しい時は、ショッピングセンター「パタヤ・セントラル」周辺で下車しなくてはなりません。通じなかったことがあり、ホテルに電話をかけ、ロットゥーの運転手さんに行き方を説明してもらったこともあります。行きは比較的簡単ですが、帰りは、ポートの近くやショッピングセンター「Central Festival Shopping Mall(通称:セントラル、センタン)」の脇からロットゥーが出発しますが、「ロットゥー ユー ティーナイ(=ロットゥーはどこにいますか?)」と周りに聞けば教えてもらえるとは思いますが、少し分かりにくいかもしれません。最終が17時台発で、帰りはわりと時間がかかるのと、戻りは、エカマイ行きであったことはありません。バンコク中心街から少し離れたところで降ろされることが多く、そこから、タクシーでバンコク中心街まで約300バーツかけて戻ることが多かったので、パタヤからの戻りはタクシーが便利かな、と思っています。また、ロットゥーでは、スーツケース等は持ち込めないし、座席が窮屈なので、快適さを求められる方は、タクシーや車のチャーター等を利用されることをお薦めします。

方法3:タクシー バンコク中心街(アソーク界隈)から、Bali Hai Pier(バリハイ埠頭)(またはホテル「サイアムベイショアーホテル(siam bayshore pattaya)」)まで、流しのタクシーで、約1500バーツ:約5,254円(1台)。過去、奇跡の1100バーツ:約3,853円(1回)、1300バーツ:約4,553円(1回)、1500バーツ:約5,254円(3回)、まさかの1700バーツ:約5,954円(1回)の経験があります。ここ2、3年は、バンコク―パタヤ間のタクシー料金は1500バーツ:約5,254円が基本かなと感じていますが、ダメ元で、1300バーツで交渉してみるのもよいかもしれませんね。

以上、バンコク近郊、パタヤ、ラン島のビーチ情報でした。バンコクやパタヤ観光旅行時の参考になれば、嬉しいです。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

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