【2021年2月17日時点】タイの新型コロナウイルス感染症の現状及び県外への移動について

公開日 : 2021年02月18日
最終更新 :
筆者 : Taeko

皆様、サワディーカー。

新型コロナウイルス感染症対策に関して、記事「【2021年1月11日時点】タイの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況と対策措置、参考サイト一覧」にて紹介したあと、学校再開などの一部の規制緩和がありましたが、その後、1日の新規感染者数が3桁未満になったのはわずか2日だけで(「Corona Tracker」を参照)、依然として、新規感染者数が出ているタイです。なお、新規感染者数が大幅に増加している期間は、政府による積極的なPCR検査が実施された影響もあり、無症状感染者数はもっと多いのではないかと一部では言われています。

上記記事内で、タイ・バンコク以外の県において、越境に際して、14日の隔離などを求める県も出てきており、タイ国内移動の際注意が必要であることを書きました。その対策措置について、タイ国政府観光庁のウェブサイト(www.tatnews.org)内で県別にまとめられたページ(こちら→https://www.tatnews.org/2021/02/provincial-entry-and-exit-rules-as-thailand-eases-covid-19-control-measures/)がありましたので、情報をシェアしておきたいと思います。随時、情報がアップデートされていくと思いますので、タイ国内移動を予定されている方は、英語になりますが必要に応じて確認されるとよいと思います。

picture3201DSC07004.jpg

まとめられたページから、タイ・バンコクからバンコク近郊のアユタヤ観光ができるか見ると、「Visitors from Bangkok, Chon Buri, Nakhon Pathom, Nonthaburi, Pathum Thani, Rayong, and Samut Sakhon are required to register with the local contact tracing QR code, and enter a 14-day home quarantine or alternative local quarantine on their own expense」という一文が見つかると思います。バンコクからアユタヤ訪問にあたって、追跡のためのQRコードを読み込み、なおかつ、14日間自宅あるいは隔離施設にとどまる必要があるとなっており、気軽には行けないことがうかがえます。

picture3202DSC06741-pc.jpg

現在、日本からタイへ、観光目的の渡航も可能となっていますが(在東京タイ王国大使館のこちらのページ参照)、タイでは、新型コロナウイルス感染症対策の一環で、2021年1月から、タイ国籍を有しない方のタイ入国にあたって、タイ入国後の14日間隔離と入国前に入国許可書(COE)の取得(Certificate of Entry)が必須となっています。そのため、タイへの観光旅行が難しい状況が続いています。タイ在住日本人にも、2週間の隔離が求められていますので、一時帰国がたいへん難しい状況です。今後も、状況に応じて、隔離期間の短縮・延長や、ワクチン接種による隔離の必要性の有無等議論されていくことになると思いますので、変更がありましたらお知らせしたいと思います。

それでは、皆様、サワディーカー。

筆者

タイ特派員

Taeko

2011年10月から、夫の転勤で、タイのバンコク在住。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。