【はじめまして】都会でもあり田舎でもある、そんな経済発展目まぐるしいタイライフ

公開日 : 2018年10月29日
最終更新 :
筆者 : Megu

サワディー。初めまして。

この度「地球の歩き方」タイ/バンコク特派員4としてブログを書かせていただくことになりました川村恵(Megu)と申します。神奈川県で生まれ育ち、高校卒業と同時にオーストラリアの大学へ渡り、ジャーナリズムを専攻しました。そして2017年よりタイベースの客室乗務員としてバンコクに住み始めて、早二年が経とうとしています。タイでの生活は日本とは異なることやまれに非日常的なこともあり、とても刺激的で充実した日々を送っています。

突然ですが皆さんはタイにどのようなイメージをお持ちですか?

私はタイへ渡る前に一度観光客としてタイに来たことがあったのですが、その時は「物価も安く、まだまだ田舎で発展途中なのかな?」という印象を受けました。同じようなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないかなと思います。

ですが実際に住んでみると「田舎」という印象は一気に変わりました。

観光で来た際はタイならではのアユタヤ遺跡やお寺などを中心に巡っていたということもありましたが、実際に住んでみると日本以上に都会で住みやすさを感じています。もちろんまだまだ発展途上な国ですので開発途中な地域もありますが、バンコク市内スクンビットというエリアにはアイススケートリンク付きの大きな高級デパートメント、高層マンションやビルに鉄道など10年前のタイでは想像できないほど発展しています。また日本企業や海外からの企業も多数進出しており、アメリカ人やイギリス人、中国人など多くの人種を目にします。(タイに住んでいる日本人の数はおよそ7万3千人)

引用:海外在留邦人数調査統計平成30年版

1_1.jpg

またここは日本なのではないかと思うくらいの大きな日本人街や、日本チェーンのレストランやドラッグストアなど、簡単に日本の商品を買いそろえることもできます。私が来たばかりの時に驚いたことはツルハドラッグやマツモトキヨシがあったこと。そして薬だけでなく日本同様、食料品がずらりと段ボールに入れられて並べられていたことに更に驚きました。タイに住む邦人はアメリカ人、中国人、オーストラリア人に次いで4番目に多くの日本人が住んでいることに納得です。また親日国としても有名なタイ。タイ人の多くが日本人をリスペクトしているらしく、とても優しく、丁寧に接してくれます。日本語を話せる方も多いです。

1_2.jpg

そしてここ最近、テレビの海外旅行特集番組でよく目にする「インスタ映えするスポット」もたくさんあり、その影響で若い女性の観光客もとても増えています。これはとても有名な「タラート・ナット・ロット・ファイ・ラチャダー市場(鉄道市場)」で、およそ1300軒の店舗が入っており、買い物や食事、アクティビティなど楽しむことができます。上からマーケットを眺めて写真を撮ることが今どき女子の流行りなのだそう。

1_3.jpg

さてここまではタイの都会な部分をたくさん書いてきましたが、その反面タイならではの遺跡やお寺、またストリートマーケットなど「タイらしさ」を味わうこともできます。タイには5つもの世界遺産があり、もっとも有名なのはアユタヤ地区にあるアユタヤ遺跡。

1351年に建都されてからおよそ400年もの間アユタヤ王朝の都として、タイの中心で在り続けた地区なのです。

1_4.jpg

991年に世界遺産に登録されて以来、タイの歴史や古の文化などを感じ取ることができるタイへ来たら絶対に行くべき人気スポットの一つ。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

そして先ほどご紹介した鉄道市場をはじめ、タイには数多くのマーケットがあるのですが、その中でも最も私が「昔のままのタイの風情」を感じたマーケットがあります。

1_5.jpg

「メークロン市場」という線路沿いにずらりとお店が並んでいる市場。しかも今も現役で使われている線路で、一日7回列車が通過し、その都度市場の商人たちは自分のお店を畳み電車の通過を待つというとても古代なマーケットなのです。市場に売られているものは野菜や魚介類、そしてスパイスやフルーツなど、観光客の方のお土産には向ていないものが多い、ローカルのタイ人のためにある昔からの市場です。

ここまでご紹介してきましたが、結論を言うとタイは都会でもあり田舎でもある。

そんな「大都会ありながらも古都でもある」というところが老若男女国籍問わず愛されている理由の1つだと思います。そんな微笑みの国ここタイから、タイ在住者がおすすめする観光スポットや現地のレストランやカフェ、またタイでの少し変わった生活模様を、これからたくさん綴っていけたらなと思っています。どうぞこれからよろしくお願いします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。