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スペイン/バルセロナ特派員ブログ 藤木 紀衣 さん

スペイン・バルセロナ特派員が現地からヨーロッパ地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

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〈El Masnou のビーチの写真〉

こんにちは。
スペインはロックダウン直後は感染者が一時減りましたが、ここ最近また増えております。

私の住むバルセロナがあるカタルーニャ州では、一部の県が再度ロックダウン状態になるほどです。

いまだに1日500〜600人の感染者数が連日出ており、こちらは悲惨な状況と思われるかもしれませんが、実際に生活している者のひとりとしての視点では、いいのか悪いのか、皆さん普通に夏をエンジョイしているように見えます。


基本的には公共の場所ではマスクの着用が義務になりました(スペインの地域によってルールは違います。義務のところとそうではないところがあります)。

こちらは義務に従わなかったら罰金を払わないといけないため、町なかでもマスクしているのが当たり前の光景にはなりましたが、それでもやはりこちらも日本と同じく夏の暑さは厳しいので、マスクしないで歩いてる方もいます。

以前、とある日本のラジオを聞いていたとき、フランスのどこかの公園で撮影された写真を見て、人だらけで非常に驚いたとDJが話しておりましたが、おそらくバルセロナのビーチを見たらもっとびっくりされるかと思います。バルセロナがある地中海沿いはバルセロナの中心地近くのバルセロネータというビーチから、中心地から少し離れたEl MasnouやOcataというビーチのあたりまで本当に人だらけです。日本の江ノ島のようなビーチが延々と続いている感じです。
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マスク着用義務が発せられて間もなくは、基本的にはビーチでもマスクをするという解釈でおりましたが、その数日後にはビーチではマスクはしなくてもよい、となりました。さすがに水着でマスクは快適ではないですね。(笑)


また、ビーチは日中だけでなく、夜もにぎわっております。
こちらは夜は日本のようにジメジメしているわけではなく、海沿いは涼しいので、夜はみんなでお酒やお菓子を持ち寄って、ピクニックするのが恒例です。私も先日友人に誘われて行ってきました。
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こちらのマスク事情ですが、一時期はスーパーでも薬局でもマスクを入手できない状況が続いておりましたが、今は流通が戻ってきて手に入りやすくなりました。さらに、こちらはマスク着用が義務になったことで、洋服屋さんなどでも布マスクをよく見かけるようになりました。

私がアルバイトをしているお店でも、こんなにかわいい和柄の手作りマスクがあります。
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全体としては、布マスクより、使い捨てマスクをしている方の方が多い印象で、私は運よく日本から持ってきていたのがまだあるので使い捨てマスクを使っておりましたが、毎日使うので、長い目で見ると財布に優しい布マスクを少しずつ仕入れております。

駅にもこのようにマスク着用を促す広告がたくさんあります。
カタルーニャ語で「責任と信頼で」と書かれております。
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さすがに罰金が怖いので、公共の交通機関の乗り物でのマスク着用率は100%です。

それでは、バルセロナの現在の状況でした。


2020年7月17日

こんにちは。
6月23日の晩は前回の投稿でご紹介しました6月24日のサン・フアンの生誕の日を祝うイベントで、例年海沿いでは花火や爆竹の音が夜な夜な鳴り響きます。ですが、2020年の今年はコロナの影響で密を避けるためにビーチは閉鎖されました。

ビーチは閉鎖されたものの花火屋さんには行列ができていたので、きっと皆道端で花火をするのだろうと思っておりましたが予想どおりでした。

写真のようにビーチはフェンスが張られ、パトカーが止まり、ロックダウン中以上の厳戒体制でしたが、道端ではここぞとばかりにバチバチ爆竹をしておりました。

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爆竹をしているのは大人ではなく、小さい子供連れの家族や中学生くらいの子供たちのグループが多かったです。


こちらの写真はビーチの近くの公園ですが、スペインでは家族やその友達と大勢で集まる風習があるようで、この方たちのように15~20人くらいで集まってレジャーシートを敷いて食べ物を持ち寄って宴会をしている人たちをたくさん見かけました。実際にわたしのルームメートも親戚やその友達と15人で食事をするということで、張り切って持ち込み用の食料を作っておりました。
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日本では歩道で花火をしている人は少ないと思いますが、この日は歩道も何も関係なくそこらじゅうで花火をしているので、上に飛ぶ花火などが失敗してこちらに飛んで来たら……と余計な心配をしてしまうたちのため、歩いているのが少し怖いくらいでした。
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マンションの目の前や、木々が生い茂る公園でも普通に花火をしています。

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この日はスペイン中がお祝いモードになるのと、ロックダウン後ということもあり、皆開放的なのか、深夜2時30分くらいまで花火の音が鳴り響いておりました。

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スペインでは、こういったお祭りのときは日本のように近所迷惑をそこまで気にかけず、住宅街であっても皆平気で花火をしますし、今年はありませんでしたが野外クラブ化するようなお祭りでも2時くらいまではガンガン音楽がなっております。お祭りのときは寝ないで皆で楽しもうという文化なのだと思います。

あと、前回の投稿で紹介しましたサンフアンケーキですが、パン屋さんはこれを買うために大行列でした。去年も買わなかったので、今年こそはと思っておりましたが、すでにこちらは30度前後あり、そのなかで並ぶのは躊躇してしまいました。私が住んでいる中心地から少し離れたエリアで30mは並んでおりましたから、賞をとったお店はもっと並んでいたと予想されます。

本日6月25日現在でもパン屋さんにはサンフアンケーキが並んでいたので、おいしそうなお店を見つけたら試してみたいと思います。

それでは、こちらスペインでも日本でもまた感染者が増加傾向にあるようですので、皆さまもお気をつけてお過ごしくださいませ。早く自由に旅行ができる日が戻りますように。


2020年6月25日

こんにちは。
日本ももう時期夏至ですね。


こちらスペインにも当たり前ですが、夏至があります。
ただ、時間が日本と違います。


こちらは、2020年6月20日23時43分です。
緊急事態宣言の解除が6月21日の0時からですので、サンチェス首相も夏のスタートと新しい日常の開始を合わせたかったのかな、と思います。


ただ、バルセロナのあるカタルーニャ地方で盛り上がるお祭りのひとつ、夏のお祝いであるサン・フアンのお祭りは6月23日なのです。 


日本では夏至が6月21日と言われていて、こちらの夏の到来のお祭りは23日の晩なので、時差があるように夏至の時期もずれているのかと思っておりましたが、こちらは日本より時間が遅いですし、時差があるにしても2日もずれるのはおかしいということで調べましたら、6月24日が、聖ヨハネの生誕の日なので、その前夜に生誕を祝うのがサン・フアンのお祭りであって、純粋に夏の到来を祝うお祭りではなく、本来は聖ヨハネの生誕を祝う日のようです。


  
ですが、夏至の日と近いこともあり、夏の到来のお祝いにもなっているのです。


例年ビーチではビーチパーティが開かれ、花火や爆竹などが各所で行われます。 
 

2019年は山側に住んでおりましたが、2020年の今年は海側に住んでいるため、きっとうるさいだろうと思っておりましたが、コロナの関係でビーチパーティが禁止されており、ビーチは閉めるそうです。


去年は爆竹の音がちょうど6月20日頃から26日くらいまで続いており、ただただうるさいと思っておりましたが、この「火」には意味があるのです。

23日の夜は清めの夜と言われており、清めの3つの要素が「火」と「水」と「ハーブ」と言われております。
中でも「火」は、私たちの不運や、手放したいものを浄化してくれる要素です。
水は、癒しの効果があると言われており、23日の晩に海や川で水浴びをするといいと言われております。
3つ目の「ハーブ」は、治癒効果が高まると言われています。


と、聞くと23日の晩はせっかく海の近くに住んでおりますので、海で水浴びをしたくなってしまいますが、今年は我慢しなければならなそうです。


そして、このサン・フアンのお祭りでかかせないのが、Coca de San Joan(コカ・デ・サン・フアン)、もしくはサンフアンケーキというパンです。

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サンフアンケーキの表彰も行われており、今年はこちらのサンフアンケーキがベストクリエイティブケーキ賞を受賞しております。
バラの花がちりばめられていてとてもきれいです。

https://www.timeout.cat/barcelona/ca/noticies/la-millor-coca-creativa-de-sant-joan-del-pais-es-fa-a-barcelona-061920

わたしも入手できれば、ぜひ試してみたいと思います。

では、最後に去年のバルセロネータというバルセロナの中心地近くのビーチのサンフアンのお祭りの写真をアップします。
砂浜に人、人、人です。
あまりきれいな写真がなく申し訳ないのですが、とにかく
ビーチが人だらけになるから、さすがのスペイン政府もビーチをクローズする、というのはご理解いただけるかと思います。

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それでは、来年のサンフアンのお祭りは日本の皆さまも観光と一緒に楽しめることをお祈りしております。



2020年6月20日
2020年6月13日
2020年5月28日
2020年5月22日
2020年5月14日
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  • 特派員プロフィール
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    バルセロナ特派員
    藤木 紀衣 さん
    2015年に始めてスペイン・フランス・イタリアを旅行し、その中でも特にバルセロナに惹かれ、2019年から住み始めました。人々が陽気で優しくて、ご飯がおいしくて、海が綺麗で、山もあって、そして楽しいシティライフもあって、すべてがギュッと詰まったバルセロナが大好きです。日本での通訳案内士の経験と得意な着付けを生かして、現地カメラマンと一緒にフォトショットツアーをしております。ブログでもバルセロナ生活の情報発信中です。 DISQUS ID @disqus_ecUCHNqUkD

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