バルセロナの冬季限定料理「カルソターダ」
寒さが本格的になり始めると、カタルーニャ料理レストランのメニューに登場する「カルソターダ」。
バルセロナの冬の風物詩ともいえるこのお料理は、カタラン料理の中でもお気に入りの一品です。
バルセロナの冬風物詩“ともいえるカルソータダ。カルソッツという種類の大きな葱を黒くなるまで焼き、こげた外の皮を取り払ってやわらかい内側の部分をロメスコソースというソースに浸して食べます。ロメスコソースとはトマトとオリーブオイルがベースのアーモンドソースで、このソースがほかほかの葱に絶妙にマッチしていて、くせになる味・・・です。
真っ黒になった大きな葱の皮をむかなければならないので、食べているとこげた葱のせいで手も洋服も真っ黒。なので、野外でバーベキュー風に食べるのが一般的です。でもレストランでもちゃんとお手拭とカルソターダ用のエプロンが一緒に出てくるので安心して食べられます。典型的な「カルソターダ」はカルソッツが前菜でメインはブティファラ(カタルーニャ地方特産の松の実が入ったソーセージ)飲み物は赤ワインで、寒い冬でもばっちり体を温めてくれる取り合わせです。毎年この時期になると誰かの家で「カルソターダバーベキュー」が行われるので今年も楽しみです。
新葱のとれる3月までの“期間限定料理”なのでお見逃しなく!
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