バルセロナの夏のお祭りは夏至とずれている?
こんにちは。
日本ももう時期夏至ですね。
こちらスペインにも当たり前ですが、夏至があります。
ただ、時間が日本と違います。
こちらは、2020年6月20日23時43分です。
緊急事態宣言の解除が6月21日の0時からですので、サンチェス首相も夏のスタートと新しい日常の開始を合わせたかったのかな、と思います。
ただ、バルセロナのあるカタルーニャ地方で盛り上がるお祭りのひとつ、夏のお祝いであるサン・フアンのお祭りは6月23日なのです。
日本では夏至が6月21日と言われていて、こちらの夏の到来のお祭りは23日の晩なので、時差があるように夏至の時期もずれているのかと思っておりましたが、こちらは日本より時間が遅いですし、時差があるにしても2日もずれるのはおかしいということで調べましたら、6月24日が、聖ヨハネの生誕の日なので、その前夜に生誕を祝うのがサン・フアンのお祭りであって、純粋に夏の到来を祝うお祭りではなく、本来は聖ヨハネの生誕を祝う日のようです。
ですが、夏至の日と近いこともあり、夏の到来のお祝いにもなっているのです。
例年ビーチではビーチパーティが開かれ、花火や爆竹などが各所で行われます。
2019年は山側に住んでおりましたが、2020年の今年は海側に住んでいるため、きっとうるさいだろうと思っておりましたが、コロナの関係でビーチパーティが禁止されており、ビーチは閉めるそうです。
去年は爆竹の音がちょうど6月20日頃から26日くらいまで続いており、ただただうるさいと思っておりましたが、この「火」には意味があるのです。
23日の夜は清めの夜と言われており、清めの3つの要素が「火」と「水」と「ハーブ」と言われております。
中でも「火」は、私たちの不運や、手放したいものを浄化してくれる要素です。
水は、癒しの効果があると言われており、23日の晩に海や川で水浴びをするといいと言われております。
3つ目の「ハーブ」は、治癒効果が高まると言われています。
と、聞くと23日の晩はせっかく海の近くに住んでおりますので、海で水浴びをしたくなってしまいますが、今年は我慢しなければならなそうです。
そして、このサン・フアンのお祭りでかかせないのが、Coca de San Joan(コカ・デ・サン・フアン)、もしくはサンフアンケーキというパンです。
サンフアンケーキの表彰も行われており、今年はこちらのサンフアンケーキがベストクリエイティブケーキ賞を受賞しております。
バラの花がちりばめられていてとてもきれいです。
わたしも入手できれば、ぜひ試してみたいと思います。
では、最後に去年のバルセロネータというバルセロナの中心地近くのビーチのサンフアンのお祭りの写真をアップします。
砂浜に人、人、人です。
あまりきれいな写真がなく申し訳ないのですが、とにかく
ビーチが人だらけになるから、さすがのスペイン政府もビーチをクローズする、というのはご理解いただけるかと思います。
それでは、来年のサンフアンのお祭りは日本の皆さまも観光と一緒に楽しめることをお祈りしております。
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