コスタブラバのおすすめスポット 第2弾Peratallada村とバルセロナの近況

公開日 : 2021年03月22日
最終更新 :
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こちらスペインでは2021年3月28日から聖週間(セマナサンタ)が始まります。

セマナサンタはイースターの前の1週間を指し、キリストの情熱・死・復活に思いを馳せる1週間になり、受難の週と呼ばれています。

イースターの前の週ということで、イースターが「春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日」と決まっている関係で毎年変わるため、セマナサンタも毎年変わります。

今年は3月28日の日曜日から4月4日の8日間がセマナサンタです。

ちなみに、3月28日の夜中から、こちらは夏時間になるので、日本との時差が8時間から7時間に変わります。

夏時間は10月31日の日曜日までとなります。夏は日が長く夜21時頃まで明るくいつまでも活動ができるので、またバルセロナの夏が来ると思うと楽しみで仕方ありません。

こちらスペインもまだまだ感染者は日本の倍以上おりますが、ピークに比べるとだいぶ減少傾向にあり、規制も緩和されているので、なんとなくスペインらしい明るい活気が戻ってきたような感じがしております。

コロナの感染情報は下記の通りです。

15日 2658人(51)

16日 1820人(52)

17日 4839人(61)

18日 3064人(21)

( )内は死亡者数。

死亡者数は、1日に何百人と亡くなっていた時期と比べるとかなり落ち着きました。

いままで同じ州内ですら移動を禁じられていたのが、先週末から州内の移動が許可されたことにより、日曜日は町なかは静かでした。皆、郊外へ遊びに行かれたものと予想できます。

こういうところはスペインの人たちの行動はとてもわかりやすく、規制が緩和されると一斉に動き出します。

土曜日はロカビレッジというバルセロナ郊外にあるアウトレットが非常に混雑したと聞いております。

いままでもショッピングするようなお店は開いていることは開いていましたが、こちらの写真のようについ2週間ほど前まではエルコルテイングレスという百貨店の店内は商品が置いてあるエリアは紐で仕切られ、見たい商品すら自分で自由に手に取ってみることができない状態でした。洋服や靴の試着すら自由にできず、サイズが合わなかったらレシートを持ってきてくれれば返品できるのでと言われました。スペインのよいところはセールで買った商品でもレシートさえあれば自由に返品できることですが、試着・靴の試しばきができないのは買い物する人にとっては苦痛でした(試着ができないというのは、場所によって違いがあり同じ時期でも小さいお店は中に入って試着や靴の試しばきができました)。

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そして、28日日曜日からセマナサンタで、4月2日は聖金曜日でキリストの受難と死を記念する祝日、4月5日の月曜日もいわゆるイースターマンデーで学校も会社も休みになるため、4月2日~5日まで4連休となりますので多くの方が郊外に出かけることが予想され、みんなが一斉に出かけてしまうことでまた感染者が増えてしまわないか、少し懸念しているところではあります......。

ということで前置きが長くなりましたが、近況報告はこの辺にして今回も前回に引き続きバルセロナ郊外コスタブラバおおすすめスポットです♪

今回は前回のPal村のすぐ近くのPeratallada(ペラタヤダ)村です。

写真は入口の高さ約7mに及ぶ壁の入口。

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人口わずか250人の非常に小さな村で、1065年にはそこに城があったことが文書にして残されています。

町の名前の由来は、カタルーニャ語piedra tallada(刻まれた石)から来ていると言われています。

町の名前で表現されるように、石畳や石でできた壁が本当に美しい町です。

30分ほどあれば町全体を歩けてしまう小さな小さな村ですが、石畳の路地・美しいアーチ・きれいに飾られたお花を見ながら歩くだけで充分に楽しめます。

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記録に残されているお城ですが、いまは個人の所有物のため中には入れませんが、お城の中に入れなくても町を歩くためだけでも充分に行く価値がある場所です。

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私が訪れたのは2020年の夏ですが、青い空とお花と石畳みが最高の組み合わせでした。

目についたディスプレイがきれいなお店。

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前回のPals 村も今回のPeratallada 村も、バルセロナ中心地からAP-7という高速道路で1時間40分前後なので、レンタカーに抵抗がなく隠れスポットを訪れたい方にはぜひ行ってみて欲しい場所です。

両村とも駐車場もあります。

今年の夏まで外国人観光客を受け入れないとスペインのサンチェス首相が宣言しており、日本もオリンピックでの海外客を受け入れないとのことで寂しいニュースばかりですが、ワクチンが広まり感染が抑えられ、1日でも早く観光客の受け入れを再開することをお祈りしております。

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