コスタブラバのおすすめスポット第3弾Begur村とバルセロナ近況報告

公開日 : 2021年04月27日
最終更新 :
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本日紹介するのは、ベグール村(Begur村)です。

村の紹介の前にバルセロナの近況です。

こちらも依然として緩いロックダウン状態で、バルセロナのあるカタルーニャ州内の移動が制限されたり解除になったり、また制限されたりを繰り返しており、また2021年4月26日の月曜日から5月3日までの期間は州内の移動制限が解除されました。

夜の門限はずっと22時でいつ解除されるかわかりません。もういつから22時になったか思い出せないほど22時の門限が当たり前になってしまいました。飲食店は朝7時半から17時まで営業可能です。

私は州を越えての移動はほぼしないのであまり関係がないのですが、友人知人の話を聞いている限りでは、移動制限中であっても道路が閉鎖されるわけでもなく、警察も一台一台止めて何のための移動なのかを確認しているわけではないので、実際には制限されているエリアにも何の問題もなく行けるようです。

夜の門限22時もさほど厳しく取り締まっている様子はないです。

ただどこのお店もそんな時間に営業していないので外出している人は少なく、夜の町は静まり返っています。

いま飲食店は朝7時半から17時まで営業可能ですが、少し前までは7時半から9時まで営業。いったん閉めてまた13時から15時まで営業などとしておりましたが、今は朝7時半から続けて17時まで営業できるので状況は少しよくなっております。

おそらくよほど数字が悪くならなければまずはテラス席から解放して夜の営業も可能になってくると思います。

20202年の夏もテラス席からオープンして、店内の座席は50%のような形で開放していたので。

写真のバラですが、4月23日はサンジョルディの日でした。

日本ではあまり認知されていないと思いますが、サンジョルディの日は別名「本の日」で、きちんとユネスコで「世界 本の日」と採択されている日なのです。

バルセロナではとても大切なイベントですがそれもそのはずで「サンジョルディ」の話はバルセロナの属するカタルーニャの伝説から来ているのです。

ドラゴンの生贄にされてしまった姫をサンジョルディが救い出し、ドラゴンを刺した際にその流血からバラが発芽したという伝説から、いつの日からか男性は愛する女性にバラを、女性は愛する男性に本を送ることが習慣となりました。

実際に当日はバラを持った女性がたくさん歩いておりましたよ。

4月21日くらいから大通りに本とバラを売るお店が立ち並び、百貨店の前でも本が売り出されていました。

サンジョルディの日があるので、こちらカタルーニャはバレンタインは盛り上がりません。

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さて、それではコスタブラバのおすすめスポット、ベグール村です。

村の近くを車で走っていると、丘の上にひと際目立つ石の塊のような大きな石造りの建物が目につきます。

それは11世紀に建設されたと言われるべグール城です。

城下町から徒歩、または車でベグール城まで登ることができ、べグール村の周りにあるコスタブラバのビーチを見渡すことができます。

こちらがその景色です。

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また、城下町は中世のままで残されており、狭い路地などを歩くだけでも楽しめます。

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興味深いのは19世紀に起きた経済危機から逃れるためにキューバ、メキシコ、プエルトリコなどからベグール村に移住して来たインデディアン系の人々が財産を築いて建てた豪邸が、インディアンの家と呼ばれ、改修を経ていまでも子孫たちに受け継がれ残っていることです。

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実はこの村は訪れようと思って行った場所ではなく、コスタブラバのビーチに行く途中でお昼ごはんを食べるために立ち止まった村でした。

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こちらのCasa Juanita(カサフアニータ)というお店が評判がいいようですが、予約でいっぱいで行けず、そのすぐ近くのHAVANAというメキシコ料理のお店に行きましたが、こちらも非常に店内の雰囲気もよく食事もおいしかったです。

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コンパクトな村なのでここだけを目的に行くよりかは、その先のビーチに行くついででもよいと思いますし、第一弾・第二弾で紹介したPeratallada村(ペラタヤダ村)、Pal村(パル村)と一緒に訪れるのもよいと思います。

バルセロナの中心地からは133kmです。AP-7の高速道路をジローナ・フランス方面に走り、9A-9B出口で降ります。

C-35通りをサンフェリウデグニョス、アロビーチ方面へ走り、C-31をパラモス方面に走り、その後GI-653道路をベグール方面に進みます。

バスや電車はアクセスがよくないのであまりおすすめできません。

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