コスタブラバのおすすめスポット 第5弾 Cap de Creusとバルセロナの近況
2021年6月26日月曜日より、ついにスペインではマスクの着用義務がなくなりました。
といっても、完全に義務がなくなったわけではありません。
公道・屋外のスペースで1.5mの対人距離を保てる場合、マスクの着用義務は解除です。
公共の利用に供される室内空間、屋外であっても対人距離が1.5m保てない場合はマスクの着用が義務です。
地下鉄やバスの中、飲食店であっても入口から入って、オーダーするまでの間も着用義務があるため、結局いまでも毎日マスクを持ち歩いての外出になります。
ですがこちらバルセロナは連日30度近くまで気温が上がっているため、外でだけでもマスクを外して歩けるようになったのはうれしいことです。
日本はアルコールの提供時間が限られるなど厳しい規制を強いられているようですが、こちらは飲食店の営業時間の規制はほぼなくなり皆遅くまでお酒を楽しんでいます。
かなり規制が緩くなっているので感染者数が減っているのかというとそうでもなく、日本と同様に若者の間での感染数の増加が目立ちます。だいたい1日3500~4000人くらいの間で新規感染者数が発表されておりますのでむしろ数字では日本より多いですが、毎日3万5000と新規感染者が出ていたころに比べるとかなり減少したので、かなり緩んだようです。
ヨーロッパは全体的に規制は緩み始めている傾向があり、バルセロナの観光スポットには観光客が戻ってきまして英語、フランス語、ロシア語のような言語が飛び交い始めております。アジア系の観光客はまだほとんどお見受けしません。
それでは、バルセロナの近況はこのくらいにして本日のおすすめコスタブラバスポットに話題は変わります。
本日はCap de Creus(クレウス岬)の紹介です。
スペインの美術界の巨匠、ダリの家美術館から車で行ける岬になります。
ダリ美術館はバルセロナのサンツ駅から電車に乗って1時間ほどで行けるのですが、そのほかにもダリの「家」美術館というものがあります。
しかし、ダリの家美術館は、ダリ美術館があるフィゲラス駅からバスに1時間揺られ、さらにバス停から20分歩く必要があるため公共の交通機関を使っての移動はかなりたいへんです。
電車の駅が近くにないからバスを使うしかないのですが車の運転に自信がある方はぜひレンタカーをかりていくことをおすすめします。
私が行ったときは予約をしないで行ったため、ダリの家美術館の中は見られなかったのですが、予約がなくてもダリの家の庭は見ることができます。(有料)
庭にあの有名な卵やそのほかのアート作品が数多く飾られているため、中を見られなくても十分楽しめますが、せっかくここまで足を運ぶならばぜひ事前に予約をして中も見て欲しいです。
こちらの写真がダリの家のすぐ近くの海岸です。
コスタブラバにはさまざまな海岸があり、どれもダイナミックなのでそれに比べるとかなり小ぶりですが、芸術活動に集中するのにはこのくらいひっそりとしていて静かな海岸がちょうどよかったのかもしれませんね。
そしてはるか遠く日本からわざわざこの小さな村に訪れるならば、ダリの家美術館とカダケス散策だけで帰らず、ぜひ「クレウス岬」にも行って欲しいです。
クレウス岬は最初は計画になく私も知らなかった場所で、ダリの家美術館の見学が終わり、アイスを食べるために立ち寄ったお店の方にすすめられて行きました。
ダリの家美術館から北東に6.5km。
Carre de Cadaques al Cap de Creusを約15分車で走ると道路の先端が「クレウス岬」です。
世界の果てに来てしまったか?と思うような絶景という絶景!!
スペインやフランスの人には人気の場所のようで駐車場は満車。
みな路駐をして坂を歩いて登っていました。
本当に美しいので、路駐をして多少辛くても坂を上ってても行く価値が多いにある場所です。
展望スポットとレストランがあり、レストランも大混雑です。
海岸にあるだけあって魚介のメニューが豊富。
絶景を見ながらのパエリアは最高です!
眺めるだけでなく、体力に自信があれば海岸まで降りて歩くこともでき、実際に歩いて絶景ビーチまで歩いている方も多数いました。
バルセロナに住んでいても、遠いので頻繁に行ける場所ではありませんがぜひまた行きたい場所のひとつです。
日本から旅行で来られる方はバルセロナからフィゲラス、そこから車と決して簡単に行ける場所ではありませんが、行く価値はあります!
今年の夏は難しいかもしれませんが、ぜひ来年のバルセロナ旅行の際は足を延ばしてみてくださいませ。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。