アウグスト寺院の柱

公開日 : 2018年03月29日
最終更新 :
筆者 : gyu

バルセロナが、古代ローマ帝国の支配下になり、バルキーノと呼ばれる町が造られたのは、アウグスト皇帝の時代の1世紀。

当時は塔のある石の市壁に囲まれた、 ちょうど今のゴシック街に当たる小さな町でした。

ですから、ゴシック街の地下を掘れば、ローマ遺跡に当たるわけで、あちこちにローマ時代の遺跡が顔をのぞかせています。

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これらは、2~4世紀の市壁。アーチは門があったところ

でもこれだけじゃ、どんなふうか想像するのは難しい・・・?

もっとも古代ローマの遺跡らしい遺跡は、建物の中に入っています。

それは、カテドラルの後ろのParadisという小さな通りの、こんなアーチのある建物の中。

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入って行って右側

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階段を降りたところが、古代ローマ時代の地面の位置

そこに、息をのむようなものが

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堂々とそびえたつ4本の柱は、かつてフォロにあったアウグスト寺院の柱

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アウグスト寺院とフォロはこんな風でした。

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パルテノン神殿のような美しい建物でした。

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でも一時期は、この柱の部分は家の中にあって、こんな状態。

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いいですねえ、こんなところに住んでみたい。

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まあ、今の状態になったから、私たちがこうしてみられるのですからありがたいですね。

バルセロナのゴシック街には、あちこちに古代ローマの遺跡が見られます。

ローマ時代の市壁をめぐるのもなかなか楽しいですよ。

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