アウグスト寺院の柱
バルセロナが、古代ローマ帝国の支配下になり、バルキーノと呼ばれる町が造られたのは、アウグスト皇帝の時代の1世紀。
当時は塔のある石の市壁に囲まれた、 ちょうど今のゴシック街に当たる小さな町でした。
ですから、ゴシック街の地下を掘れば、ローマ遺跡に当たるわけで、あちこちにローマ時代の遺跡が顔をのぞかせています。
これらは、2~4世紀の市壁。アーチは門があったところ
でもこれだけじゃ、どんなふうか想像するのは難しい・・・?
もっとも古代ローマの遺跡らしい遺跡は、建物の中に入っています。
それは、カテドラルの後ろのParadisという小さな通りの、こんなアーチのある建物の中。
入って行って右側
階段を降りたところが、古代ローマ時代の地面の位置
そこに、息をのむようなものが
堂々とそびえたつ4本の柱は、かつてフォロにあったアウグスト寺院の柱
アウグスト寺院とフォロはこんな風でした。
パルテノン神殿のような美しい建物でした。
でも一時期は、この柱の部分は家の中にあって、こんな状態。
いいですねえ、こんなところに住んでみたい。
まあ、今の状態になったから、私たちがこうしてみられるのですからありがたいですね。
バルセロナのゴシック街には、あちこちに古代ローマの遺跡が見られます。
ローマ時代の市壁をめぐるのもなかなか楽しいですよ。
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