2014年のビンテージ開始、正式に宣言されました

公開日 : 2014年02月18日
最終更新 :

こんにちは、バロッサ特派員のヴァンダズワン愛です。

毎年、第3日曜日に開催されます

「デクラレーション・オブ・ビンテージ」

(Declaration of Vintage・・・ビンテージ開始の宣言)が

16日(日)に行われました。

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ビンテージ(収穫繁忙期)の収穫感謝と作業の無事を祈り、

バロッサ内、タナンダのメインストリートにあります教会で

まずブドウが祝福・清められます。

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そして、タナンダバンドに先導されて、

ブドウとそれを引くボランティアの高校生達、

バロンズ・オブ・バロッサの方々、

ビンテージのワイナリーのトラックが

メインストリートをパレードしてきます。

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中心地にあります公園内のロタンダで

セレモニーが始まります。

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この赤いガウンを着た方々が

バロンズ・オブ・バロッサと言われる

フランスのワイン騎士団のようなもので、

ここバロッサでは1974年からワイン産業に貢献する方々が

任命されており、今ではワイン・フード・アートと

バロッサの文化・産業をカバーしているようです。

そして、現在のグランド・マスターと呼ばれる

団長さん(?!)はヘンチキワインの

スティーブ・ヘンチキさんです。

セレモニーの最初に、

まずは先日バロッサを襲ったブッシュ・ファイアーの

消火活動にあたったCFS(カントリー・ファイアー・サービス)に

感謝・労いの言葉を送り、バロンズ・オブ・バロッサより

寄付金が送られました。

そして、例年通り

ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーと

ヴィニヨン・オブ・ザ・イヤーの発表。

そして、バロッサの偉人(すでに故人となった)の

記念プラークの除幕式

そして、ビンテージの予想が発表されます。

2014年のビンテージ予想は

昨年と同様に早くて、鋭いそうです。

去年と違うところは冬に大変恵みの雨を受けたこと、

そして、夏はとてもドライで暑かった。

しかし、バロッサ内の畑を見る限り、

ブドウの木々は青々と健康であったので

ブドウ栽培農家、ワイナリーの日々の手入れの賜物であろう。

確かに記録的な雨が降ったけれども、

フルーツは良く耐え、ぬかるんだ畑が

渇き次第、また収穫で大忙しとなるはずだろう。

すでにバロッサ・バレーでは白の収穫を終え赤品種の

収穫が始まり、エデン・バレー側では白の収穫がまさに

始まろうとしているところだそう。

ということで2014年は「典型的な良い年」という予想です。

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そして、いよいよ祝福・清められたブドウを

ヘンチキワインが入植時に使っていた

アンティークの除茎機に投入されます。

すると・・・あら不思議、ブドウジュースになって

下から出てくるんです!!!

それをバロンズ・オブ・バロッサがティスティングし

グランド・マスターのスティーブ・ヘンチキさんが

ビンテージの開始を宣言し、正式にビンテージがスタートしました。

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かわいい衣装のボランティア高校生が

ブドウジュースを配ります。

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うん、美味しい!!!

2014年のワインがどのようにできあがるのか

今からとっても楽しみです。

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