バロッサのスーパー・マーケット
バロッサのスーパー・マーケット
こんにちは、バロッサ特派員のヴァンダズワン愛です。
今日は「お題」としていただきました「スーパー・マーケット」について
ご紹介させていただきます。
バロッサというのは地方名でして、その中には大小の街が
存在しておりますのでスーパー・マーケットも大小合わせて6つあります。
オーストラリアはコールズ(Coles)とウールワース(Woolwarths)の
2大スーパー・マーケットがメジャーなスーパーとして
大きく存在しておりますが、そのどちらもバロッサにはありません。
バロッサは住民の反対でマクドナルドの出店まで取り消されたほど
そのコミュニティーがもつ独自の食文化と地元経済への保守性が
高い地域でして、スーパーもIGA(Independent Grocers of Australia)と
呼ばれる個人経営あるいはその中でもフードランド(Foodland)と
呼ばれるフランチャイズ形式(オーナーは地元の人)のものになります。
バロッサ内の一番大きなスーパー・マーケットは
ニュリオッパ(Nuriootpa)にありますフードランドです。
ここに行けばほとんど必要なものが揃いますし、
最近は徐々に日本の食材も増えてきております。
入口が二つあるのですが、私はいつもこちらの冷凍・冷蔵品のある側から
お買い物をスタートさせます。(もうひとつの入り口は野菜売り場側)
なにせこちらは広いので、お友達の一人は「広過ぎるからここには来ない!」と
言ってました。
確かにサッと来てパッと欲しいものを取ってササっとレジを済ませる、
という場合にはここへは来ませんね。
商品陳列棚の並ぶ列が1番から11番まで
だいたい何がどこにあるか覚えましたが
初めてのスーパー・マーケットへ行くと微妙に並んであるものの位置が
変わるのでお買い物に時間がかかりますよね。
私はほとんどの野菜をファーマーズ・マーケットで買いますが
そこで買えなかったものをこちらで買ったりします。
時々、大手スーパーへ行きますが、そちらの野菜売り場より
断然新鮮ですばらしい品ぞろえです。
写真に納まっていない場所にはお肉売り場、デリ、などもあり
鶏、豚、牛、羊、カンガルーとずらぁ~~~~~っと並んでおり、
献立を決めずに売り場へ立ってしまうと迷うことしきり。
シーフードコーナーもありますが新鮮さはやはり日本のものには
敵いません。生食をほとんどしないからでしょうねぇ~。
そして、バロッサの地元の商品が並ぶエリアも
この棚4つ分にあります。
お土産を買う時などにとっても便利です。
アジアの商品も一角にまとめて陳列されているので
その中に日本食材・調味料の部門ができています。
みりん、そば・うどん、海苔、今回は売り切れておりましたが
マヨネーズ、最近は日本のパン粉もこちらで人気ですし
寿司ブーム(巻き寿司)なのでそれを作るキットとかも
売っております。
私はこちらのスーパーが大好きなので見ているだけでも
「何を作ろうかしらぁ~?!」となんだかウキウキしてきます。
そして、最後に通るのがレジです、こちらではチェックアウトと言います。
私が里帰りした時に使う東京郊外のスーパーのレジではレジ係の人が
機械にバーコードを通しながらもうひとつの籠へ移して
会計が終わったら自分達で籠から袋へ商品を詰めていきます。
こちらはレジのあるテーブルに私達が商品を籠あるいはトローリーから
どんどん乗せていき、レジ係の人が機械に商品を通しながら
袋にどんどん詰めていってくれます。
そのレジ係の人の性格により、すっごいキッチリと袋に詰めてくれる時と
例えば私が袋3つをその日に差し出している場合はそれ全部を
使用して適当に詰めてくれたりという感じになります。
南オーストラリア州はお買い物袋の有料化を国内で初めて実施した州でして
いつからだったか忘れてしまいましたが、お買い物袋持参で行くことが
もう普通になっており、車の中にはいつも常備しております。
もし、マイバッグがない時は商品を取り出した空き箱がお店の一角に
積んでありますので、そこから箱をもらって使用するか
あるいはプラスチック袋を有料で買うかになります。
こうしてお買い物を終えたら、バッグを再びトローリーへのせて
駐車場まで行って車に乗せておしまいです。
ぜひ、バロッサへいらした際にはスーパー・マーケットを
チェックすることもお忘れなく、楽しいと思いますよ!
フードランド ニュリオッパ
Foodland Nuriootpa
住所: Barossa Regional Shopping Center 内
1 Murray, Street Nuriootpa 5355
電話: 08-8568-6006
元劇団の劇場だったバー、ザ・ロフト・ワイン・バー
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