No.13 「北京同仁堂」でお土産さがし

公開日 : 2018年02月12日
最終更新 :
筆者 : byronko

こんにちは。

「地球の歩き方」中国/北京特派員のbyronkoです。

日本ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、北京でも大流行しています。

私も1月下旬に、おそらくインフルエンザにかかってしまいました。

体力を消耗し、いまだに本調子ではありません。

どうぞ、皆様もご自愛ください。

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「北京同仁堂(ベイジン・トンレンタン)」は、1669年に設立された中国医学の薬局です。

約350年の歴史を誇ります。北京市内のあちこちに店舗があります。

中国医学に興味がある方にとって、楽しいお店だと思います。

実は、お土産にも良さそうな製品も販売しています。

お土産向きの商品を以下にご紹介しましょう。

① 雀の巣、真珠パウダーなど、伝統的な美容サプリ。

② 生薬入りのフェイシャルマスク。

③ 荊条(にんじんぼく)、枸杞(くこ)、棗花(なつめの花)、党参(とうじん)といった中国的なハチミツ。

ガラス瓶入りなので、重いのが欠点ですが、上記のハチミツは日本では珍しいハチミツです。

④ 羅漢果(らかんか)。

日本では甘味料として有名かも知れません。

中国医学では、のどや肺を潤したり、便通を良くする生薬と考えられています。

私が行った北京同仁堂では、特別なパッケージに入っていない状態で販売されていました。

「要瓶装的(ヤオ・ピンジュアンダ)」と言うと、プラスチック製の容器入りの羅漢果を出してくれました。

この店舗では、大きな羅漢果1つが25元でした。

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北京同仁堂の勧める使用方法は、適当な大きさにちぎって、コップに入れ、熱湯を注いでお茶のように飲む、というものです。

⑤ 「胖大海(パンダーハイ)」。

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こちらも、羅漢果のように、のどと肺を潤し、便通効果があると考えられています。

ウィキペディアによると、日本では「莫大(ばくだい)」と呼ばれ、料理に使われるそうです。

プラスチック製の容器入りが、私の行った店舗では69元でした。

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上の写真の下部は、熱湯を入れたばかりの胖大海(左)→ 5分後(右)の写真です。

ふくらむ様子が面白いです。

飲み方ですが、胖大海1個をコップに入れ、熱湯を注ぎ、お茶のように飲みます。

東南アジアではデザートとして用いられる食材ですから、ふくらんだゼリー状の部分は、食べても大丈夫です。

(あらゆる生薬が、食材として利用されていますが、中国医学では薬として考えられています。念のため、飲み過ぎには気をつけましょう。)

実は、「1号店」などのネット通販のほうが、北京同仁堂の商品が安かったりします。

また、300gの小型ハチミツが実店舗で売ってなくても、ネット通販だと簡単に見つかります。

知人を通して、ネット通販を利用するのも手です。

一方、実店舗だと、消費期限を確認できたり、商品を直接見て購入できるので、実店舗ならではの魅力があります。

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