No.13 「北京同仁堂」でお土産さがし
こんにちは。
「地球の歩き方」中国/北京特派員のbyronkoです。
日本ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、北京でも大流行しています。
私も1月下旬に、おそらくインフルエンザにかかってしまいました。
体力を消耗し、いまだに本調子ではありません。
どうぞ、皆様もご自愛ください。
「北京同仁堂(ベイジン・トンレンタン)」は、1669年に設立された中国医学の薬局です。
約350年の歴史を誇ります。北京市内のあちこちに店舗があります。
中国医学に興味がある方にとって、楽しいお店だと思います。
実は、お土産にも良さそうな製品も販売しています。
お土産向きの商品を以下にご紹介しましょう。
① 雀の巣、真珠パウダーなど、伝統的な美容サプリ。
② 生薬入りのフェイシャルマスク。
③ 荊条(にんじんぼく)、枸杞(くこ)、棗花(なつめの花)、党参(とうじん)といった中国的なハチミツ。
ガラス瓶入りなので、重いのが欠点ですが、上記のハチミツは日本では珍しいハチミツです。
④ 羅漢果(らかんか)。
日本では甘味料として有名かも知れません。
中国医学では、のどや肺を潤したり、便通を良くする生薬と考えられています。
私が行った北京同仁堂では、特別なパッケージに入っていない状態で販売されていました。
「要瓶装的(ヤオ・ピンジュアンダ)」と言うと、プラスチック製の容器入りの羅漢果を出してくれました。
この店舗では、大きな羅漢果1つが25元でした。
北京同仁堂の勧める使用方法は、適当な大きさにちぎって、コップに入れ、熱湯を注いでお茶のように飲む、というものです。
⑤ 「胖大海(パンダーハイ)」。
こちらも、羅漢果のように、のどと肺を潤し、便通効果があると考えられています。
ウィキペディアによると、日本では「莫大(ばくだい)」と呼ばれ、料理に使われるそうです。
プラスチック製の容器入りが、私の行った店舗では69元でした。
上の写真の下部は、熱湯を入れたばかりの胖大海(左)→ 5分後(右)の写真です。
ふくらむ様子が面白いです。
飲み方ですが、胖大海1個をコップに入れ、熱湯を注ぎ、お茶のように飲みます。
東南アジアではデザートとして用いられる食材ですから、ふくらんだゼリー状の部分は、食べても大丈夫です。
(あらゆる生薬が、食材として利用されていますが、中国医学では薬として考えられています。念のため、飲み過ぎには気をつけましょう。)
実は、「1号店」などのネット通販のほうが、北京同仁堂の商品が安かったりします。
また、300gの小型ハチミツが実店舗で売ってなくても、ネット通販だと簡単に見つかります。
知人を通して、ネット通販を利用するのも手です。
一方、実店舗だと、消費期限を確認できたり、商品を直接見て購入できるので、実店舗ならではの魅力があります。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。