No.25 北京から高速鉄道で名勝へ行こう
「高速鉄道」、略して「高鉄(ガオティエ)」は、中国の新幹線です。
高鉄に乗って、北京からさまざまな地域に行けます。
今回は、「北京西」駅から行ける2つの地域をご紹介します。
① 洛陽
中国仏教の三大石窟の1つ「龍門石窟」は、洛陽にあります。
(残りの2つは、敦煌の莫高窟と大同の雲岡石窟。)
北京西駅から「洛陽龍門」駅まで、高鉄で3、4時間。
洛陽龍門駅から龍門石窟までは、直通バスがありません。
タクシーで行くのがスムーズです。
② 西安
北京西駅から「西安北」駅まで、高鉄で4.5時間〜 6時間です。
4.5時間の列車はすぐに売り切れてしまうので、早めの購入がお勧めです。
西安の代表的な名勝「大雁塔(ダーイェンター)」は、西安北駅から地下鉄で行けます。
(徒歩を含めて約1時間。)
地下鉄は、「大雁塔」駅で下車。
玄奘(日本では三蔵法師として有名)が、インドから持ち帰った仏教の経典を「大慈恩寺」に保管しましたが、そのお寺の中に仏塔「大雁塔」があります。
なお、玄奘が生涯をかけて、サンスクリット語の経典を中国語に訳したおかげで、正しい大乗仏教の教えが中国に広まったと言われています。
西安を訪れるのなら、ぜひ見学してほしいのが「兵馬俑(ビンマーヨン)」。
西安北駅から秦始皇兵馬俑博物館まで、直通バスはありません。
タクシーで45分〜1時間かかります。
洛陽や西安は飛行機でも行けますが、航空代は、高鉄2等席の倍の金額です。
また、国内航空便は、遅延やキャンセルの恐れがあります。
定時発車は、高鉄の強みなのです。
チケットはネットなどから購入できます。
購入と入構の際には、パスポートが必要です。
旅行客の方は、旅行代理店を通して、または中国鉄路の駅で、購入するのが無難だと思います。
駅で購入する場合、「售票処」という看板がチケット・オフィスの目印となります。
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