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インド/ベンガルール特派員ブログ Takeuchi

インド・ベンガルール特派員が現地からアジア地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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取材中何度も耳にした「Sustainable」「Eco」「Green」という単語。全てを聞かなくともこの店のコンセプトはひしひしと伝わってきました。
毎日のようにゴミに溢れたインドの街並みを見ていると、この言葉はまだまだ理解されてないような気もしますが、インターネットの普及や教育水準も上がり、こういった問題は一部の人たちによって徐々に理解されていることは間違いないのです。特に中間層以上は、そうすることがステイタス、ファッションというようにも見えるのです。
「Go Native」は、シンガポール在住のインド人女性Anvitha Prashanthさんのアイディアでスタートしました。
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彼女は現在、HomeAway(Expedia Inc)のプロダクトマネージャーとして働いています。
彼女は仕事以外では、現代女性らしくジムや料理に情熱を注いでいて、自然のものを食べて栄養補給したい、バランスのとれた生活を送れるようにしたいというのがモットー。
こういった彼女の考え方は、シンガポールに住んでいるという点と先進国で見てきた環境への取り組みに影響され、それが「Go Native」のポリシーになりました。
その為、出店はこのポリシーに賛同している人たちだけが条件。衣類、小物、フード、アクセサリー、家具、おもちゃ、せっけん類などを扱うブランドがおよそ30店以上。
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大量生産はせず、いいものを手作りしているため、これまでオンラインやバザーなどで細々とオリジナル商品を販売していた出店者たちがここに集結しているのも嬉しい点の一つです。
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店舗は、約50年前の民家をリフォームし現代風にアレンジ。民家だったとは思えないほど様変わりしたのは、ライティングデザイナーでThe Purple Turtles オーナーRadeesh Shetty氏が手掛けたからかもしれません。また、建物の外にさりげなく設置してある雨水利用タンクや堆肥化装置も環境への配慮を表した取り組みです。
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雨水は、植物の水やりに使われます。また、堆肥化装置の中には、落ち葉、バナナの葉やレストランで出た野菜や果物の皮、コーヒーや紅茶の出がらしなどを入れ、庭の植物にやる堆肥を作っています。こういった取り組みは、お庭を歩いているだけでハッとさせられるだけでなく、環境について改めて見つめ直すことができるいい方法だと思います。
そして店内は、ショップとレストラン、フィットネススタジオの3本を柱に構成されています。

建物2階のバルコニーは、外を眺めながら食事ができるレストランがあります。
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地元農家から直接仕入れた新鮮な無農薬野菜を使った料理にも注目。地球環境に優しいサステイナブルな料理でお店おすすめのメニューAloo Patha Bhindi Chaatは、典型的ではない独自のスタイル。
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◎角切りしたじゃがいもと刻んだ玉ねぎ、素揚げしたオクラとほうれん草の上に甘いヨーグルトソース。ザクロの実を彩りに散らして。Aloo Patha Bhindi Chaat Rs125 

健康を維持するためには適度な運動も必要。そんなコンセプトから建物2階には、鏡張りのフィットネススタジオも設けられている。現在は、ヨガとピラティスが開催され、時折ワークショップなどの企画も行われています。


自社のデザイナーと木工製品で有名なChannapatna、Etikoppaka、Saharanpurの職人で作る赤ちゃんにも安全な天然素材で作った木製品。
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カッティングプレイセットRs1,700


恵まれない女性たちの生計向上プロジェクト。地球だけでなく肌にも優しいせっけん類を手作りしているWILD IDEASの固形石鹸。
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7つの香りの手作りのせっけんRs80~ 

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ココナッツオイルからできた洗濯洗剤500g Rs220

5世代続くチクマガルールのコーヒーファームで収穫されたClassicのコーヒー豆。4つのフレーバーがあり試飲もできる。 
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各種Rs300~


「Go Native」
#64, 10th Main, 5th Block, Jayanagar, Bangalore - 560 041
営業時間:平日:10:00~21:30
土日:8:00~21:30
定休日:毎週火曜日
Tel:080-2664-2552
http://go-native.in/


2018年4月10日

日本なら各地域で当たり前のようにある民俗博物館。バンガロールから53キロ離れたマイソールロード沿いにカルナータカ州の風俗や習慣、歌謡、生活用具、家屋など古くから民間で伝承されてきた有形、無形の民俗資料を集めた民俗博物館ある。およそ15エーカーの敷地内には、大きく分けて3つの展示スペースが設けられいて、生活用具の展示、伝統舞踊や生活様式を紹介した写真パネルの展示、伝統楽器の展示がされています。館内は、2005年に改装されたこともあって展示物を順見られるよう工夫されています。
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〈博物館の成り立ち〉
この資料館は、1994年I.A.S(Indian Administrative Service)の職員であり民俗学者のH.L. Nage Gowda氏が、旅行先のタイで民俗資料館を見たことをきっかけに設立されました。
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彼は1979年の退職後、自分の故郷の民族資料館を作ろうと、まずKarnataka Janapada Parishatを設立し、彼の友人たちと共に古い道具の収集や村への訪問調査など資料集めに励んだそうです。
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コレクションの数は約5000点。そして1994年自身の退職金と友人たちからの寄付金で、村の雰囲気を再現するのにふさわしい緑の多いこの地を15エーカー購入しました。彼は、亡くなる90歳までに民俗資料としての本を40冊以上書き上げ、歌や音楽の資料となる音源を約2500時間、映像資料約1000時間集めました。
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〈Lokamatha Mandira 生活用具の展示〉
ここには、古いものでおよそ400年前に使われていた生活道具が展示されている。家庭によっては今も使われている台所用品が、昔は木や鉄で作られていた。使い古した木製の道具は、ステンレス製のものよりアンティークでお洒落に見える。
●木製の燭台(ろうそう立て)。高さ調整できる気の利いた燭台もあった。
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●植物で作られたうちわ
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〈Chitrakuteera 写真パネルで民族の様々な側面を紹介〉
伝統舞踊や生活様式が写真パネルを使って紹介されている。
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〈Lokamahal 楽器や人形、マスクや道具などの展示〉
ここには、伝統の楽器、人形、マスク、道具、武器などのユニークなコレクションが展示されている。カラフルな衣装や人形もあって子供たちにも喜ばれそうだ。
●カルナータカ州に伝わるパペット。
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●木や動物の皮で作られている楽器の数々。
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〈屋外の展示〉
屋外の展示スペースには、小さな村が再現されているスペースがあってろくろの実演などもあります。
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実は「JANAPADA LOKA」は、未完成の博物館。H.L. Nage Gowda氏が亡くなった今も、彼の描いた青写真通りに施設は作り続けられているので園内は工事中の部分もあります。
風化していく風俗や習慣を後世に残そうと、ポケットマネーで立ち上げた彼の功績は本当に素晴らしいと思います。

【JANAPADA LOKA】
53rd KM,Ramanagaram(Bangalore Mysore Road)
開館時間:9:00~17:30
休館日:毎週火曜日、祝日
入場料:大人Rs20(外国人Rs100) 子供12歳以下Rs10(外国人Rs50)
持込み料:ビデオ:Rs500 カメラ:Rs100
Tel :9481641025


2018年3月19日

インド主要都市に店舗がある「Good Earth」は、インドに住んだことがある人なら誰でも知っている程の人気雑貨店。あえてここでは取り上げない。
その親族が経営する姉妹店「NICOBAR」が昨年ベンガルールにオープンした。
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「Good Earth」が、ゴージャスなら「NICOBAR」はニュートラル。
取材時にデザイナーにインタビューする機会があり、デザインコンセプトを聞いてみると日本びいきなことに驚いた。

日本を意識した着物風の羽織
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お洒落マダムのナイトウェアーは薄手なので、こういったものを羽織るらしい。


なんとインドで簡単には買えない茶碗までも!
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特に無印良品については絶賛。
オープン時には、インド人が好む煌びやかで派手なデザインでなく、あえて意表を突くシンプルなブラック&ホワイトでアプローチ。意外にもインド人の心を掴んだ。

店名「NICOBAR」は、インド洋のベンガル湾南部に位置するアンダマン・ニコバル諸島から由来している。お店の雰囲気もその島のように静かでトロピカルなユートピアを目指しているという。
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「NICOBAR」のコンセプトは、インドだけでなく外国へ目を向け新たなデザインを取り入れていくこと。
結婚式やパーティーに着るようなゴージャスなデザインではなく、カフェに着ていけるような普段着、しかもニュートラルなデザインを目指している。
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10人以上集めれば、テーブルコーディネートなどのワークショップもしてくれる。要交渉。
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「NICOBAR」
No4 Walton Road,Off Lavelle Road,Bangalore 560001
電話:080-2211-2878
営業時間:11:00~20:00
年中無休
https://www.nicobar.com/


2018年2月16日
2018年1月29日
2018年1月11日
2017年12月14日
2017年11月28日
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  • 特派員プロフィール
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    ベンガルール特派員
    Takeuchi
    (元ラジオプロデューサー)
    1996年 最初にインドを訪れて以来インドには縁がありデリーにも住んでいた。 今回は、日本人向けフリーペーパーの助人として再渡印。 趣味は、遺跡巡り。18年間でインド国内主要な世界遺産や都市を制覇。 その経験を活かして旅人、出張者、生活者に役立つ情報を発信したい。 また、ベンガルール(旧バンガロール)で生活することにためらいを感じている方へ 「意外と住める!」と思える生活に密着した情報をお伝えします。 DISQUS ID @disqus_s48CxIcmIg

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