何度言ってもなかなか覚えてもらえないこの地
ベンガルールと言ってもまだ耳慣れないかもしれません。ムンバイをボンベイという人がいるのと同じで
バンガロールと言った方がしっくりくる人も多いはずです。
インドでは、各地名を英国植民地時代の英語読みを現地表音に戻そうとしているので呼び方に戸惑ってしまう人がいてもおかしくありません。現地の人が発音すると「ビャンガルール」にも聞こえます。
カルナータカ州の州都ベンガルール。南インドと聞いて誰もが「暑いでしょ!」と思ってしまいますが、
実はここは日本の軽井沢と言われる程夏でも涼しいんです。
なぜなら標高920mの高地に位置し常に風が吹き抜けるから。8月9月でも平均最高気温は
28度程度。長袖Tシャツがちょうどいいくらいで過ごせます。
現地の人に「今日は、暑かったねー」と言われても日本の夏から行った人にとっては
「どこが?」と思ってしまうほど心地いいはずですよ。
空港から街へ向かうまでの数キロの道路は綺麗に舗装されていて、南インドに来たと実感させられる
ヤシの木が立ち並んでいます。
でも、街に近づくに連れ「あ~やっぱりインドに来てるわー」と感じるはずです。
追々そんな写真が登場します。
ベンガルールは「インドのシリコンバレー」と呼ばれるようにIT産業が盛んです。
よく、インド人は二けたの掛け算ができる、数学ができると言われていますが、
それはほんの一部の人たちを指していて国民全員ができるわけではありません。
試しに、それなりの生活をしているインド人に問題を出してみると「んー忘れた。」と言って
計算機を取り出して回答しました。
ただ、シリコンバレーには本当に優秀なインド人が働いているようです。
また、ベンガルールの魅力は、ありのままの原風景もまだまだ残っているところかもしれません。
人もデリーやムンバイに比べて穏やかに思えます。
インドの他の土地に住んだことのある日本人、インドの他の地域出身のインド人もベンガルールについては
「インドで一番いい所、なんと言っても気候がいいよね!」という会話になります。
その気候が影響しているのか「南インド=のんびり穏やか」と聞いていた潜入感なのか、
眉間にしわを寄せて歩いている人をあまり見かけません。
私がかつてお世話になったお笑い芸人さんが「ネタに困ったらインド行けばいい。」
と言っていたのは本当で、ほんのささいな事まで注目するとこの国では毎日何かが起こります。
カルナターカ州観光振興公社
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