【ベンガルールの日本語フリーペーパー】~生活に密着した情報が満載~

公開日 : 2015年01月08日
最終更新 :
筆者 : 竹内里枝

「この国に日本人向けのフリーペーパーはあるのだろうか。」今や東南アジア主要都市では、日本人向け日本語フリーペーパーが多数出回っています。

インドでは、「月刊Chalo」が2011年初めてデリーで発行されました。「月刊Chalo」南インド版もベンガルールでは手に入りますが、実はベンガルール初の日本語フリーペーパーがあるんです。その名も「シバンス」。インドのシバ神がダンスする姿は有名で、インドでは古代より歌と踊りが神聖なものとして捉えられていました。そこでシバ神がダンスをするを略してシバンスと名付けられたそうです。その名づけ親で編集長の柴田洋佐さん(35歳)は、日本で人材コンサルタント会社を立ち上げ、現在はベンガルールにも支社を持っています。

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2年前、3か月の研修プログラム(日本人の人材育成)を任され渡印した柴田さんは、仕事の合間にベンガルールを散策しその魅力に取りつかれていったそうです。「インドと言えば、象とカレー。でも町は想像していたより綺麗だし、いい所もあるんですよ。」と柴田さん。当時、単身赴任でベンガルールに来ている人達は、日本食レストラン「播磨」と仕事場を往復する生活。そこで、柴田さんは街を歩いてオススメであると思ったことをジャンルに問わずフリーペーパーで紹介しました。しかも、創刊号は広告主なし。やがて、それを見た人達が広告を載せたいと依頼してくるようになり、さらにビジネスとして成り立つようになり柴田さんはこの地に残ろうと決心したそうです。

そんな「シバンス」も去年10月で2周年を迎え、初めて100ページを超えることができました。

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現在の発行部数は3000。そのうち400部は各企業に送り、残りは日本人が多く出入りするThe Chancery,UNO-IN,播磨,祭,JETROに置かれています。「シバンス」には、ベンガルールのレストラン情報や生活情報、インド進出の参考になりそうな記事も載っているので、こちらで生活している者にとってとても貴重な情報誌となっています。

また、一昨年の11月には、チェンナイ版を創刊し。去年9月にはデリー版を創刊。

今年2月には、ムンバイ版を創刊しようと意欲を見せる柴田さん。

今後は、Web版「シバンス」にも力を入れたいそうです。

「シバンス」年4回発行

Email:info@enrich.co.jp

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