「チョコレートファクトリーツアー」

公開日 : 2015年02月06日

最終更新 : 2015年02月06日

筆者 : 竹内里枝

School tripとしてインターやローカルスクールなどで人気のチョコレートファクトリーツアーに参加してみました。

チョコレートファクトリーツアーと言っても町のお菓子屋さんなので規模は小さめ。

ツアーで最初に案内されるのは、大きなスクリーンのある部屋。まずは、スクリーンに映された写真やイラスト映像を見ながらチョコレートの歴史や原材料について学びます。

チョコレートができるまでの長い歴史を理解した上で、いよいよお待ちかねのチョコレート作りへ。１人でLollipop, Truff, Chocolate rockの３種類が作れます。

家を汚されるのが嫌なお母さんは、ここで子供に思いっきりお菓子作り体験をさせられます。このお店のチョコレートは全て手作り。アットホームな雰囲気の中で、１つ１つ丁寧に作られている製造過程を見ることができます。

2011年3月にオープンしたJus'Trufs のマスターショコラティエでオーナーChenddynaさんは、レストランでシェフをしながら常にショコラティエになる夢を抱いていました。彼女は1990年ムンバイでチョコレートを作り始め、2011年バンガロールでお店を開いたそうです。エキゾチックな味のチョコレートを作るため、彼女はベルギーやスイス、フランスなどチョコレートが美味しいと言われている国を巡りチョコレートファクトリーを視察しました。チョコレートの原料となるカカオ豆の産地は、アフリカ、南米、インドネシアだが、意外にもインドはカカオ豆の産地。しかし、カカオ豆をチョコレートにするまでの加工技術(選別、焙煎、ブレンドなど)がそれほど高くなく、こだわり抜いた末、このお店では全ての材料をベルギーから取り寄せているのです。「カカオバター以外の植物油は混ぜない。美味しいチョコレートを作るには材料費が高くても良質な原料が必要なんです。」とChenddynaさん。日本人にとって、納得するスイーツがなかなか見つからないインドだけに、このお店のトリュフは手土産にしても喜ばれること間違いなしです。