「ベンガルールと言えば ナンディーヒル」
「ベンガルールと言えば ナンディーヒル」
ベンガルール市内から北へおよそ60キロのところに、観光スポットとして人気の「ナンディーヒル」という丘があります。空港からも比較的行きやすいので、観光で来た人のブログなどでも紹介されています。
ナンディーヒルは、丘の形が眠っている牡牛Nandiに似ていることから、その名前がつけられたと言われています。また、ここは18世紀マイソール.スルターン朝の王Tipu Sultan(ティプー.スルターン) の避暑地として愛用されていたこともあり、Nandidurga Fortとも言われ、南インドの要塞としても知られています。さらに、英国植民地時代には、イギリス人の夏の避暑地としてもにぎわい、ガンジーやネルーといった著名人も訪れていました。
標高は、1578m。地上から山頂までは、3000の階段を90分かけて登る人もいれば、車やバイクでいっきに駆け抜ける人もいるそうです。
平坦な場所が多いベンガルールですが、ここだけは日本人にとって懐かしい気持ちになれる気がします。山頂までは、山の紅葉を見に行くちょっとしたドライブ感覚です。猿にはくれぐれもご注意を!
山頂からの眺めは、赤い土に覆われたデカン高原を楽しむイメージ。
日本ではなかなか見られない地形をどうぞご堪能ください。
ここからは、早朝運が良ければ雲海から登る日の出も見られるので、写真愛好家達の写真スポットとしても有名です。
ナンディーヒルには、何カ所か観光スポットが点在しています。
その一つ
Yoga Nandeeshwara Templeという11世紀に建てられたシヴァ寺院。入場無料。
中は、石や木で造られていて天井や床にも神様をモチーフにした彫刻が細かく施されています。
中はまるで洞窟のようで神秘的。祀られているシヴァ神の妻パールヴァティー、ナンディーの石像も印象深いです。ここでひっそりと挙式をするローカルの人もいるそうです。
せっかくなので、ここから車で20分程の所にあるBhoga Nandeeshwara Templeというシヴァ寺院も訪ねてみました。
圧倒されるのは柱の数。およそ1000本の石柱に神々の彫刻が細かく施されています。
最も古い部分は、9世紀に建立され、その後16世紀に渡って増築され今の形になったそうです。
こちらも見応えのある遺跡です。
[ナンディーヒルNandi Hills]
Chikkaballapur Taluk Chikkaballapur District
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