ベンガルールのスラム
ベンガルールのスラム
かつて、日本でも話題になった「スラムドッグミリオネア」。映画の舞台はムンバイだったが、ここベンガルールにもスラムが点在している。その1つ。カマナハリにあるスラムに潜入。
今回は、インド人ガイドさんに同伴してもらった。日本人が1人で足を踏み入れることはおすすめできない。取材した際は、他の外国人グループがスラムを見学していた。スラムは、今や観光地の1つになっているかもしれない。そのせいか、子供たちはカメラに向かって笑顔で向かっいてきて「写して!」と言わんばかりに寄って来る。
ここにいる子供たちの中には、親の理解が得られず学校へ通っていない子もいる。各種ボランティア団体は、そういった子供たちのために何かを教えたりアクティビティーを企画して応援している。
現在、インド国内には2804のスラムがあると言われ、そのうちの597はベンガルールにあるという。
そもそもこういったスラムは、インフラ整備やビルの建設で仕事を求めて田舎から出てきた人たちがそのまま無断で住み着いてしまったケースがほとんどで、政府が認めている地域もあれば違法の地域もある。無断で住み着いているということは、そこに何かの建物を建設することになれば彼らはまた他の場所へ出ていかないといけない。
彼らは、決して無職というわけではない。日中は、建設現場で働いたり、オートリリキシャの運転手、清掃係、メイドをして生計を立てている。
他の取材をしている際、掘っ立て小屋のようなスラムをコンクリート仕立ての建物に変えていく運動をしている1人のインド人女性にも出会ったことがある。注目が集まるインドのIT産業に注目が集まるインドで、お金に余裕がある人たちや外国人、ボランティア団体などが彼らの生活を応援しているという現実を忘れてはいけない。人口が多い中、そこで勝ち抜いていかなければならない、自分さえ良ければいいという考え方の人たちが減っていけばこの国は貧富の差は変わってくるのかもしれない。
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