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日本国内/別府特派員ブログ 藤井 さなえ

日本国内・別府特派員が現地から日本地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。


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別府市内に100カ所以上あるといわれる共同浴場。そのうちのひとつ「たかさきの湯」は、住宅街の中にあるカフェの敷地内から湧いています。今回は、温泉に入ることができるカフェ「茶房たかさき」をご紹介します。
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別府駅から南に約800メートル。大鳥居がシンボルの朝見地区は、八幡朝見神社の門前町としてひらけました。
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茶房たかさきは、朝見神社の鳥居から徒歩5分ほどの場所にあるカフェです。入り組んだ住宅街の奥で、ひっそりと看板を出しています。
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民家を改築したたかさきの建物。周囲には、春の日差しを浴びて春の花々が咲きみだれていました。
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茶房たかさきのオーナー・髙﨑冨士夫さん。このカフェは髙﨑さんが定年退職してからオープンし、今年で17年目です。

茶房たかさきの建物は以前冨士夫さんのご自宅でしたが、お子様が独立したのをきっかけにカフェに改装することを思いついたそうです。
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茶房たかさきは、駅から離れた住宅街にあるにもかかわらず、日本中からたくさんの人が訪れます。その理由は、カフェの敷地内にある小さな共同浴場が、別府八湯温泉道の札所に指定されているからです。

別府八湯温泉道とは、別府市内の共同浴場や旅館・ホテルの温泉をめぐるスタンプラリーのこと。88カ所のスタンプを集めることで、「別府八湯温泉道名人」の称号が与えられます。茶房たかさきにある、その名も「たかさきの湯」は141番札所です。さらに、九州全域にわたる「九州八十八湯めぐり」では、41番札所となっています。

たかさきの湯は、もとは髙﨑さん家族の温泉でしたが、温泉道からの要請で一般に開放することにしたそうです。ただし、温泉を利用できるのはカフェで飲食をした人だけ。営業時間も、カフェがオープンしている間のみとなっています。
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泉質は単純泉です。貸し切りにして利用します。休日などは順番待ちになることも少なくないので、時間に余裕をもって訪問してください。
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浴室の内部は、岩風呂の浴槽がひとつのシンプルな造りです。壁や扉には、地元の若手アーティストが手がけた絵画が描かれ、華やかな雰囲気がただよっています。

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髙﨑さん自身も温泉が大好きで、ご夫婦揃って温泉道名人の称号をお持ちです。今も奥様と一緒に、別府市内の温泉をあちこちまわっておられるので、おすすめの温泉を教えてもらうのもいいでしょう。
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たかさきのカフェスペースは三部屋つづきで、二部屋に大きなダイニングテーブルが置かれています。
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一番奥の和室は茶室です。外国人のお客様に、ここでお茶を点ててあげると、とても喜ばれるそうです。
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茶房たかさきのお隣には、奥様が営むギャラリーがあります。ギャラリーでは、和小物や食器の展示・販売のほか、洋服などの委託販売もあります。
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ひな人形のコレクションが豊富で、店内には一年を通してひな人形が展示されています。
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ギャラリーは以前、敷地内にある別の建物で営まれていました。現在の建物は、かつて髙﨑さんのご両親の自宅でしたが、ご両親が他界されたのをきっかけにギャラリーをこの建物に移したそうです。前の建物は若手アーティストのアトリエとして貸し出しています。
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奥様は近ごろ体を悪くされたため、ギャラリーはたまにしか開けていないそうですが、茶房たかさきよりもこちらのギャラリーのほうが歴史は古いそうです。
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思い出の着物を使い、かわいいウサギを描いた屏風が特にお気に入りとのこと。茶房たかさきにおいでの際は、ぜひ隣のギャラリーも覗いてみてください。
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【定休日・営業時間】
定休日...火曜・水曜 
営業時間...10時〜17時


2019年5月 2日

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別府八湯のひとつ、亀川温泉で人気の熊本ラーメンの店「ラーメンいっちゃん」。厨房で腕を振るうのは、別府出身の元力士・琴別府要平さんです。熊本まで修行に行って習得した味は折り紙付きの美味しさ!
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亀川温泉は別府駅前の喧噪から離れた、共同浴場と小さな旅館が数軒あるだけのこじんまりとした温泉地です。最寄り駅は、別府駅から2駅福岡寄りにある亀川駅。駅を出ると正面に、温泉街入り口のアーチが立っています。
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メインストリートの中ほどにある「ラーメンいっちゃん」は、佐渡ヶ嶽部屋の元東前頭で別府出身の琴別府要平さんが店主を務めるラーメン店。琴別府要平さんは以前、千葉でラーメン店を構えていましたが、その後故郷に戻ってこの店をオープンしました。店名の「いっちゃん」は、亡くなったお父さんの愛称なんだとか。
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店内はテーブル席がひとつと、カウンターが約10席だけのシンプルな造りです。
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店主の琴別府要平さんと、お店を手伝っているお姉様。巡業で日本各地を巡ってきた要平さんは、行った先でいろんな美味しいものを食べてきましたが、その中でも熊本ラーメンの美味しさが特に印象に残ったそうです。要平さんは角界を引退するとすぐ、熊本まで行って修行し本場の熊本ラーメンの味を習得しました。
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一番人気のいっちゃんラーメンは、もやし・きくらげ・たまご、そして圧巻のどんぶりからはみ出す巨大焼き豚がトッピングされた大満足の一杯です。
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焼豚は大きいだけでなく、脂身がとろける絶品です。すごいボリュームに見えますが、女性客もほとんどの人がいっちゃんラーメンを注文します。

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熊本ラーメンは、博多ラーメンや玉名ラーメンにくらべ麺が少し太いので、小麦麺のおいしさをしっかり味わうことができるのが特徴です。スープは豚骨臭が少なく、クリーミー。ニンニクやマー油が効いたスパイシーな味わいで、ニオイのきついとんこつラーメンが苦手な人にもおすすめです。

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いっちゃんラーメンには、なんとワンタンまで入ってます。650円でこのボリュームは、他店ではまずお目にかかれません。

毎年4月の第一週に開催される「別府温泉祭り」の期間中は、店の前の通りがイベント会場になり、普段に増して多くのお客さんが訪れます。亀川温泉においでの際は、ボリューム満点の「いっちゃんラーメン」を、ぜひご賞味下さい。

【店舗情報】
ラーメンいっちゃん
住所:別府市亀川浜田町12-58
TEL:0977-66-2622
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00
定休日:火曜日


2019年3月27日

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別府でタワーというと、別府駅からすぐの海沿いにある「別府タワー」が有名ですが、実は別府には他にもう一つタワーがあります。
一見するとタワーなのか何なのか分からない、奇抜な外観のこの建造物は「グローバルタワー」という名称で、最上部には展望所があり一般にも開放されています。


■閑静な住宅街にそびえる奇妙な建物
繁華街が広がる東口と対照的に、公園や役所といった地域の生活に根ざした建物が多い別府駅西口。観光で訪れた人の多くは、鉄輪や堀田に行く際にバスで通過してしまうエリアだと思います。
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駅の西口から徒歩20分。別府公園を通過した山の手に、「ビーコンプラザ」という会議場や市民ホールなどが入った複合施設が建っています。グローバルタワーは、ビーコンプラザのシンボルタワーとして1995年にオープンしましたが、その個性的な建物外観は日本中のタワーの中でも群を抜いているのではないでしょうか。
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デザインは、大分県出身の建築家・磯崎新によるものです。タワーの高さは125メートルで、大きな建物の少ない別府の山側からは、かなり離れた場所でもその姿を拝むことができます。
特に西側に面したパネル状の壁面は夕刻になると西日で金色に光り輝き、まるでSF映画にでも登場しそうな幻想的な光景です。
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反対に東側はというと、まるで張りぼてのセットを支えている柱のよう。
しかしこの柱、ただ壁を支えているのではなく、地上100メートルにある展望デッキまでエレベーターが通っています。

エレベーターは1基のみです。2本ある柱のもう1本は、おそらく階段が通じていると思われますが、普段は立ち入り禁止になっているので、エレベーターをご利用下さい。


■展望デッキは別府一の絶景!夜景も見られるよう日が暮れてからも営業
まずは日中の様子から。
チケットを受付の人に渡し、エレベーターで展望デッキへ。停止階は3階と4階ですが、それぞれ4メートルしか離れていないので、降りてから階段で移動することもできます。
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3階を降りたところ。シルバーの円筒型の扉がまさにSFの世界といった雰囲気。異質に見えた外観の建物ですが、展望デッキまで来るとむしろしっくりくるから不思議です。
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3階と4階を結ぶ階段は、まるで空の中に飛び出していくような感覚。

そして4階はなんと!!屋根がありません。室内ですが風が容赦なく吹き抜けてめちゃくちゃ寒いです!
展望デッキは3階・4階とも四方をガラス壁で覆われているので、別府の街を360度の大パノラマで楽しむことができます。4階はエレベーターがない分、3階よりも開放感バツグンです。
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階段を上った正面右側には、高崎山と大分市内の町並みが。
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左手には国東半島。
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後方には、扇山や鶴見岳の山並みと別府の住宅街が広がります。


こんな感じで昼間の景色も充分楽しめますが、日が暮れてからのビーコンタワーは日中とはまた違った雰囲気に変わります。
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ご覧下さい!!こちらが夜の4階展望デッキ。日中のSFのような雰囲気とは一転し、まるでシティホテルのバーラウンジのような、エレガントな雰囲気が漂っているではありませんか!!
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歓楽街の広がる別府駅東口。海の向こうには大分の街明かりが、まるで繋いだビーズのようにきらめいています。
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山側は住宅が多いので街灯りは控えめですが、日中はあまり目立たなかった杉の井ホテルとスギノイパレスに煌煌とあかりがともっています。


■扇山火まつりのビュースポット!当日は入場料が無料に
グローバルタワーは、毎年4月の第一週の週末に開催される「扇山火まつり」のビュースポットとなっており、扇山の山焼きが行われる時間帯は何と入場料が無料になります!扇山火まつりの時期は、市内の共同浴場が無料になるなど楽しいイベントも多数開催されるので、春の訪れを感じにぜひ別府においで下さい。


【施設情報】
グローバルタワー(ビーコンプラザ内)
住所:大分県別府市山の手町12-1
電話:0977-26-7111
URL:http://www.b-conplaza.jp/global_tower/
通常料金:大人(高校生以上) 300円/小人 200円
<営業時間>
・9:00~21:00(通常営業時間:3月~11月)
・9:00~19:00(冬季営業時間:12月~2月)


2019年2月 7日
2019年2月 6日
2019年1月15日
2019年1月10日
2019年1月 8日
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    別府特派員
    藤井 さなえ
    1977年、大阪生まれ。武蔵野美術大学彫刻科卒。趣味のバイクで日本各地の温泉地を巡るうち、温泉好きが高じて大分県別府市に移住してしまいました。本業・ライター。趣味は温泉・バイク・お酒やグルメ・日用食器収集です。Twitter Instagram

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