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日本国内/別府特派員ブログ 藤井 さなえ

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2019年1月 8日

別府市民心の味!甘みとうま味の「カトレア醤油」


別府市民心の味!甘みとうま味の「カトレア醤油」

みなさんは別府のローカル調味料「カトレア醤油」をご存じですか?甘口の醤油に出汁を効かせたカトレア醤油は、これ1本でさまざまな料理のお味が決まる、とっても便利な調味料。別府では一家に1本は欠かせないといっても過言ではないぐらい定着しているんですよ!

▪️カトレア醤油の名前の由来
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「カトレア醤油ってカトレアが原料なの?」そう思った方も少なくないでしょう。しかしカトレア醤油といっても、醤油にカトレアが入っているわけではありません。

カトレア醤油が開発されたのは昭和62年。上品な甘みとうま味を兼ね備えた最高の醤油にふさわしい名前をと考えていた社長が、今は亡きご両親のアルバムを見ていたところ、晩年に社屋の一画に温室を作って洋ランの栽培をしている写真を見つけました。
両親が最も好きだったカトレアを持って最高の笑顔で写っている写真を目にした社長は、「これだ!」と瞬間的に感じたそうです。これがカトレア醤油の名の由来で、その時に写っていたカトレアをラベルにプリントしました。

▪️限られた場所でしか手に入らない希少な醤油

別府では定番のカトレア醤油ですが、市内のスーパーや食料品店に行っても手に入れることはできません。というのも、カトレア醤油は製造元の「フジヨシ醤油」の工場とオフィシャルサイトの通販など、ごく限られた場所でしか販売されていないのです。

お店に卸していないのは、お客様との対面販売を重視する先代の意向によるもの。今でも別府市内のお客様には、御用聞きに軽トラで直接出向いているんだそうです。
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別府駅から日豊本線の線路に沿って南に徒歩約15分。レトロな「フジヨシ醤油」の看板が目印です。
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壁面にはカトレアの絵が大きく掲げられています。
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フジヨシ醤油は工場と販売店からなり、販売店はまるで普通の民家のようですが、カトレア醤油を買い求める人がひっきりなしに出入りしていることからその人気の高さがうかがえます。

▪️ずらっと並んだ商品は夕方には売り切れてしまうことも
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事務机の上の棚には、1,000mlのペットボトルに入った醤油がずらっと並んでいます。
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取材に伺ったのが年末だったということもありますが、夕方にはこの棚の醤油がほとんど無くなってしまうそう。
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取材の間も1リットルや一升瓶の醤油が飛ぶように売れて行くのには驚きました。
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定番商品はスタンダードなカトレア醤油、カトレア醤油ホワイト、そしてカボス醤油です。
手作りで少量生産のカトレア醤油は高級品なので、贈答品としても非常に人気が高く、化粧箱に入った詰め合わせも販売されています。

▪️かけるだけでなく煮物にもオススメ「カトレア醤油」と「ホワイト」
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高級な醤油というと、刺身などでそのまま味わうイメージがありますが、カトレア醤油は出汁が効いているので、料理に使うのにも最適です。甘い醤油に抵抗がある方は、おひたしや煮物などからチャレンジしてみるのもオススメ。品のいい甘さとうま味で、料理の味がグッと引き立ちますよ!

カトレア醤油ホワイトは、しいたけ・昆布・カツオ出汁の効いた白だしタイプで、うどんのツユや丼物、照り焼きや肉じゃがなどの煮物ほか、ドレッシングやチャーハンといった様々な料理の隠し味に。

▪️銀座の料亭も認めたおいしさ「カボス醤油」
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フジヨシ醤油は、全国的にみてもかなり早い段階でポン酢を商品化したメーカーで、実は看板商品のカトレア醤油よりもカボス醤油の方が商品としての歴史は古いそう。昭和39年にはカボス果汁を、昭和43年にはカボス果汁を使ったカボス醤油を販売しています。

カボス醤油は、大分県の特産品の一つであるカボスを旬の9月中旬から10月中旬のうちに契約農家から仕入れ、自社で手剥き搾汁し醤油とブレンドしてカツオや昆布出汁で味付けしています。そのおいしさは2017年に日本ギフト大賞大分賞にも選出されたという折り紙付きで、銀座のフグ料亭にも卸しているそうです。

▪️醤油だけでなく味噌やドレッシングも人気デス
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フジヨシ醤油は醤油の他に味噌も造っています。赤味噌・白味噌・合わせなど数種類が販売されており、パック詰めのものは無く量り売りのみとなっています。フジヨシ醤油の味噌はすり味噌で、味噌濾し不要の優れもの。麦味噌と米味噌があり、麦味噌は麦こうじ特有の優しい甘さと香りが凝縮されています。
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味噌を使ったドレッシングなども人気商品で、ご飯のお供「カトレアさんの元気みそ」は食が進むと評判。辛そうに見える赤い色は紅こうじ由来の色なので、辛みはほとんどなくお子様にもお勧めの商品です。

▪️土日祝も営業、お土産にもオススメ

フジヨシ醤油の店舗営業は、

  • 月曜日〜土曜日...8時から17時30分

  • 日曜・祝日...9時から16時

休業は
  • 夏期休業(8月14日から16日)

  • 年末年始休業(12月31日から1月4日)

となっています。

カトレア醤油とカボス醤油は150mlのミニボトルもあるので、お土産物にもピッタリ。
通販はオフィシャルサイトからどうぞ。
https://www.f244.com/

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カテゴリー レストラン・料理・食材
2019年1月 8日
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    藤井 さなえ
    1977年、大阪生まれ。武蔵野美術大学彫刻科卒。趣味のバイクで日本各地の温泉地を巡るうち、温泉好きが高じて大分県別府市に移住してしまいました。本業・ライター。趣味は温泉・バイク・お酒やグルメ・日用食器収集です。Twitter Instagram

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