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日本国内/別府特派員ブログ 藤井 さなえ

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2019年6月14日

名湯の湧く珍スポット「赤松温泉」


名湯の湧く珍スポット「赤松温泉」

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別府市のお隣・日出町(ひじまち)の山間部に位置する「赤松温泉」。爆音で演歌が流れていることから「演歌物泉」の異名を持つユニークな日帰り温泉です。
珍スポット的な雰囲気の施設ですが、温泉は本格的。何時間でも入っていたくなる、ぬる湯の名湯です!!


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赤松温泉は別府から車で約20分。杵築市山香に向かう国道10号線沿いに、黄色い食堂の建物と、キリンのハリボテが建っているのが目印です。
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以前この食堂は、トラックドライバーを中心に賑わっていましたが、日出バイパスの開通を機に客足が遠のき、現在は休業しています。
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国道を挟んだ向かいには、西のサンリオピューロランドこと「ハーモニーランド」のお城が見えます。
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「赤松温泉→」の矢印にしたがって進むと、広大な敷地の奥に何やら黄色い巨大なテントが。
このテントが、日帰り温泉の建物です。
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赤松温泉のオーナーさん。どことなく、日出町出身のスーパーボランティア・尾畠さんに通じる雰囲気の持ち主です。

赤松温泉は、先代がハーモニーランドのオープン時にホテルを建設する目的で温泉を掘削したのがはじまりだそうです。だだっ広い敷地は、ホテルを建てるためだったんですね。

しかし掘削に膨大な費用がかかったため、ホテル建設は頓挫。日帰り温泉として営業することになりました
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テントの前に無造作に並べられた盆栽や鉢植えたち。
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さらに赤松温泉にはたくさんの柴犬が飼育されていて、お客さんが近くを通るたびにワンワンキャンキャンとたいへんな騒々しさです。
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こちらがお風呂の入口。こういっては何ですが、非常に雑然としております。
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「第一・第三火曜日は午後三時からの営業と致します」

とのこと。もうちょっとこう...キレイに書けないものか。結局いつ休みなのかよく分からないし。
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こんな感じで外観からすでに突っ込みどころ満載ですが、温泉は本格的です。
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巨大なドームのような浴室内には大きな岩風呂が中央にあり、中でいくつかに仕切られています。温泉は男女を分ける壁の付近から注がれており、下の浴槽に行くに従いぬるくなっていきます。
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湯船の周囲に飾られた、鉢植えの花や観葉植物たち。台がビールケースだったりと、美意識が高いんだか低いんだか?
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ひときわ目をひくのは、入口近くに積み上げられたたくさんの鳥かごです。中ではセキセイインコや文鳥などが飼育されていて、オカメインコがご機嫌な調子でメロディを口ずさんでいました。


表からは柴犬の鳴き声が響き渡り、さらに浴室内のスピーカーからは大音量で演歌が流れています。

演歌が流れる温泉ということで、「演歌物泉」の異名を持つ赤松温泉ですが、泉質はアルカリ性の単純温泉。とろりとした柔らかい肌触りの美肌の湯です。一番ぬるい湯船は40度に満たないぬる湯なので、何時間でもくつろいでいられます。
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なんとシャワーのお湯まで温泉です。これで大人300円はめちゃくちゃお得ではないでしょうか。

リラックスとはほど遠いカオスな空間ながら、不思議と落ち着く赤松温泉。ぬる湯でまったりしながら、地元の人と世間話に花を咲かせば、1時間や2時間なんてあっという間に過ぎてしまうでしょう。

赤松温泉に訪問するときは、時間に余裕をもっておいでください。長湯必至ですよ〜!


【赤松温泉】
住所:〒879-1502 大分県速見郡日出町藤原6371
電話:0977-72-8310

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カテゴリー 旅行・ツアー・ホテル
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    藤井 さなえ
    1977年、大阪生まれ。武蔵野美術大学彫刻科卒。趣味のバイクで日本各地の温泉地を巡るうち、温泉好きが高じて大分県別府市に移住してしまいました。本業・ライター。趣味は温泉・バイク・お酒やグルメ・日用食器収集です。Twitter Instagram

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