ベルリンLOVE!なのはどこの国の人?

公開日 : 2013年02月26日
最終更新 :

ベルリンを訪れる観光客の数は、ここ10年間増え続けています。 先日公式に発表された2012年度のベルリン訪問者の数は 前年比10%増の約1,100万人!

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その観光客のうち、およそ半数はベルリン以外の国内から 訪れるドイツ人ですが、あとの半数は外国からのツアリスト。 その内訳がなかなか興味深かったのでご紹介。

ベルリンを訪れる観光客・出身国別 トップ10 ( )=人数 〈 〉=前年比

1位:ドイツ  (14,3万人) 〈+9,1%〉 2位:イギリス  (10万人) 〈+13,8%〉 3位:イタリア  (8,6万人) 〈+12,4%〉 4位:アメリカ  (7,6万人) 〈+16,4%〉 5位:オランダ  (7,5万人) 〈+6,7%〉 6位:スペイン  (6,6万人) 〈-5,3%〉 7位:フランス  (6,1万人) 〈+16,6%〉 8位:デンマーク (6万人)  〈+17,9%〉 9位:スイス   (5,2万人) 〈+13,6%〉 10位:ロシア  (4,2万人) 〈+32,2%〉

イギリスから遊びに来る人が多いですね!このベルリン特派員ブログの 第一回でも紹介しましたが、(過去記事⇒「ベルリンは、ドイツの中のニューヨーク!?」) イギリスの新聞「ガーディアン」のサイト内では、ロンドン、ニューヨーク、パリ、などと並んで ベルリンが「世界のベストシティ」のひとつとして取りあげられ、ガイドページが オープンしているくらいですのでやはり人気が上がっているのだと思います。

イタリア人が多いのは納得ですが、意外とアメリカからも来ていることに驚きました。 遠いのに、みんなドイツまで来るのですね~。 あと、人口が600万人に満たない デンマークから6万人が訪れているってのはスゴイ。デンマーク人の100人に1人は 去年ベルリンに来てるってことですよ!?これは理由が気になりますね...。

残念ながらスペインだけは、マイナス成長になってます。景気が悪いのでしょう...。 それに対して、ロシアからのお客さんは32%増と、すごい勢いで増えてます。 街中でも、お金持ちそうなロシア系の人達が豪快にショッピングを楽しむ姿を目にします。 今の日本でいうと、お金持ちの中国人客がデパートでがっつり買い物している感じですね。

ベルリンは、ひと言で「観光都市」とは言えないものすごく多面性のある街です。 ある人にとっては、本場のクラシックコンサートを聴くための街かもしれないし、 別の人にとってはクラブをハシゴして朝までパーティーを楽しむための場所かもしれない。 もちろん、激動の歴史に思いを馳せる地でもあるし、個性的なカフェやショップ、 蚤の市をぶらぶらするだけで十分楽しめる町でもある。

どんな人でも、必ずお気に入りのエリアや楽しみ方が見つけられるのが ベルリンの魅力なのだと思います。だからこそ、今世界中から注目されていて これだけの観光客が集まるのですし。 

日本には、ベルリンの魅力はまだまだ3%くらいしか伝わっていないと思うので、 これからもこの特派員ブログを通じて「ヨーロッパの中のニューヨーク」 知られざるベルリンの姿をお伝えしていきたいと思います!

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