ドイツのバレンタインデー
今日はバレンタインデーでしたね。きっと日本では例年同様、デパートやスーパーには特設のチョコレート売り場が登場して賑わっていたのだと思いますが...。
ここドイツでは、バレンタインデーはどちらかというと男性が女性に花やプレゼントを贈る日、という位置づけのようですが日本ほどの盛り上がりはありません。デパートなどでも、小さく「バレンタインデーの贈り物に」というようなオススメはしてありますが、そこまで気合を入れたコーナーは見かけません。
実際どれくらいの男性が、パートナーにバレンタインデーだからという理由でプレゼントをしているのかはわからないですが、昨日のスーパーの広告が、端的にドイツでのバレンタインデーの現実を表していると思ったのでいくつかご紹介。
↑まぁこんな感じがスタンダードです。チョコレートと、スパークリングワインを広告に載せるところが多い。
↑コレも同じくチョコレート&シャンパン(しかもモエ・シャンドン!)ですね。
↑う~ん、この花束は...。 ある意味ものすごくドイツっぽいデザインだと思います。一言でいえば、なんかダサいんですよね... ^^;
そして、コレ↓。
これがドイツのバレンタインデーですよ! 何の工夫もないデザイン、しかも全然おいしそうじゃない(笑)! 実際これがどれくらい売れたのか気になるところです。
10年前には、バレンタインデーの時期にこんなにやれチョコレートだのワインだのを売り込む広告を見た覚えはなく、ここ数年で徐々にドイツでも「バレンタインデーをハロウィンのようなイベントにしていきたい」という小売業界の企みがあるのだろうなぁ、と感じます。
でもそんなことしなくても、もともとドイツ人のチョコレート消費量は世界トップクラスなので、バレンタインデーだからといってチョコレートがさらに売れるか、というのは微妙ですね...。
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