ドイツのペットボトルは、お店に返すとお金が戻ってきます
ドイツ在住者には当たり前すぎるほど当たり前のことなのに、ガイドブック等にはあまり掲載されないので旅行者にとっては知られざる事実なのですが...。
ドイツではリサイクルの一環として、 飲料の入っているペットボトルやガラスボトル、アルミ缶の多くに、保証金(Pfand ファント)がかかっています。
簡単に言うと、飲み終わった空のボトルを返却すると、お金が戻ってくるのです。
要するに、空のペットボトルや空き缶を、ゴミ箱に捨てるのはもったいないですよ、ってことです。
↑これは、とあるディスカウントスーパーのミネラルウオーター売り場。そしてその価格表示のアップです。↓ (*炭酸なしのミネラルウォーターの選び方は、こちらの記事をご参考に!→『炭酸なしのミネラルウォーターを選ぶためのドイツ語』)
よーく見ると... 価格表示の右下に、小さい文字で「+Pfand 0,25 」とありますよね。 これが、「この水買うと、ボトルに保証金 0,25ユーロ(=25セント)かかりますよ」ってことです。 ミネラルウオーター自体の価格は 0,19ユーロ、ボトルの保証金が0,25ユーロで、レジでは合計 0,44ユーロ(=44セント) 支払うことになります。
このシステムを知らないで、水の代金分の19セントだけを握りしめてレジに持って行くと、「44セント」と言われて「ナゼ?価格19セントって書いてあったのに??」となりますので要注意です。
(それにしても、ディスカウントスーパーの水は安いです(^_^;) 普通のスーパーで、エビアンなどのブランドミネラルウォーターなら70セント~1ユーロくらいはします。)
こちらはビールの売り場。 6本パックのビールなので、価格表示も 6本まとめていくら、そしてPfandも6本分で 0,48ユーロ(=48セント)と表示されています。
でも、こういう6本パックのビールは勝手にバラして1本単位で買うこともできます。保証金は、1本あたり8セント、ということですね。ペットボトルよりも保証金が安いです。
とにかく、よーく見ると価格表示のところにPfandが表示されている商品は、空のボトルをお店に持ってくればお金が戻ってくるということです。
Pfandつきのペットボトルならば、↑このマークがついているのでよく見てくださいね。ビール瓶などは、明確なマークはないようですが、ドイツのビールなら8セントか15セントのPfandがついてます。
ただややこしいのは、必ずしもすべての飲料のボトルや缶にPfandがついているわけではない、ということ。
そういう紛らわしいボトルも、よーく見るとこのように↑ Pfandfrei(ファントフライ・保証金フリー)や、Ohnepfand(オーネファント・保証金なし)の表示がされていますので、そういうボトルはゴミ箱に入れてかまいません。
で、お店に持って帰ってきた空のボトルはどうすればいいの??は、次回の記事で書きますね!
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