ベルリン美術館の年間パスを買ってみました

公開日 : 2017年02月01日
最終更新 :

 ベルリン美術館とは、ドイツ語で「Staatliche Museen zu Berlin シュタートリッヒェ・ムゼーン・ツー・ベルリン」、直訳すると「ベルリンの国立博物館群」のことです。全部で15ヵ所あり、ペルガモン博物館や絵画館、ハンブルガーバーンホフ現代美術館など、人気の博物館や美術館の多くが含まれています。(→一覧はこちら☆

 これまでも、ベルリンの多くの美術館や博物館(「ベルリンの国立博物館群」以外も含む)には3日間有効・入り放題のミュージアムパスなどを購入すればとてもお得に訪れることができましたが、去年から「ベルリンの国立博物館群」専用の年間パス(Jahreskarte ヤーレスカルテ)も発売されました。これがかなり割安で、在住者だけでなく、ベルリンに1年間で数週間以上滞在する予定がある方にもおすすめできるかもしれないと思ったので紹介しますね。

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↑実際のカードはこんな感じ。せっかくパスを購入したので、まだ足を運んだことがない美術館を1年かけて制覇しようと思います。

 私が買ったのは、一番安い25ユーロの「Jarhreskarte BASIC」。これは入場時間帯に制限があり、月~金の16~18時の間(木曜は一部20時まで)、土日祝は11~13時の間にだけ入館できるパスです。(一部例外あり。Museen Dahlem は、15~17時。Schloss Köpenick は10月~3月の期間のみで、15~17時の間になります。)入館後の滞在時間は、自由です。また、常設展以外の特別展示には別途入場料金を支払う必要があります。

 あと50ユーロの「Jarhreskarte CLASSIC 」と100ユーロの「Jarhreskarte CLASSIC PLUS」があり、CLASSICは 全ての常設展、CLASSIC PLUS は常設展と全ての特別展へ、それぞれいつでも入場できる年間パスになります。詳しくは、公式サイト(ドイツ語/英語)をご確認くださいね。

 ミュージアムパスは、美術館や博物館に3日間入り放題になるのでもちろんお得でおすすめなのですが、実際に1日何か所もハシゴするとすごく疲れます。なので、もしベルリンにある程度長く滞在する人や、年に何度か訪れる人は、年間パスを購入して、1日に1か所、のんびりとギャラリーを訪れるような使い方をするのもいいのではないかと。

 ちなみに、ミュージアムパス対象の施設は、現在45か所です。詳細はこちら☆ ←このPDFの2枚目、施設の名前の後に続く表示が「smb.museum」となっている15ヵ所が、ベルリン美術館の年間パスで入れる施設です。年間パスは、入れる施設がぐっと少なくなりますので注意してくださいね。

 年間パスの購入は、旧博物館やハンブルガーバーンホフ現代美術館、絵画館がある文化フォーラムのチケット売り場などで。その場で写真入りのパスを発行してくれます。身分証明書が必要なので、パスポートを持参してください。住所も伝える必要がありますが、ドイツの住所でなくても問題ないとのことです。日本の住所なら、ローマ字表記で伝えられるように用意しておくとよいですね。

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