1月6日は、三賢者の日!

公開日 : 2016年01月24日
最終更新 :

スイスで生活していると、キリスト教徒でなくても日常生活でキリスト教は切り離せません。

一番キリスト教を意識するのは、たくさんある祝日のときです。

ちなみに、スイスでは、国が定める祝日は、8月1日の国立記念日のみです。

その他の祝日は、州が決定しているので、州によって、祝日が違ったりします。

会社の祝日は、勤務地で決まるのが通常なので、例えば、ベルンで勤務するチューリッヒ在住の社員は、5月1日のメーデーは仕事日となります。

小さい子どもがいる社員は、子どもの学校に合わせて、自宅のある地域の祝日に有休を取ることがよくありますね。

話がそれましたが、1月6日はお休みではありませんが、キリスト教の1つの大きなイベントの日で、キリスト教徒でなくてもこの日には特別なパンを食べる人が多いでしょう。

こんなパンです↓。

" src=

これは、6日にチューリッヒのホテルの朝食に出されていました。

お饅頭のようなレーズン入りの丸パンがくっついたパンで、丸パンを一人ずつ取り、プラスチックの白い王様が入った丸パンを食べた人が一日王冠を被っていられるということなんですね。

こちらは、ベルン駅で購入した三賢者のパンで、1つ目の丸パンで見事に王様が当たりました。

" src=

スイスは、九州ほどの国土ですが、この三賢者のパンも地域によって形も味も違うのです。

ドイツ語圏では、上の写真のようなパンですが、フランス語圏では、クリームパイといったところでしょうか。

フランス語圏に住む【スイス情報.com】のスタッフが情報を発信してくれています。

【ガレット・デ・ロワ】 本日1月6日はガレット・デ・ロワ!!! 皆さんもう食べましたか?? パイのようなものにアーモンドクリームが入っているものとパンのようなものがあります。地域によって違うようですね。 その中にフェーヴと...Posted by スイス情報.com on 2016年1月6日

また、場所によっては、三賢者に仮装した子供たちがお店を訪問したりして人前でパフォーマンスをしてお小遣いをもらうのが習慣になっているところもあるようです。

こちらの動画は、随分前に撮影しましたが、こんな素朴なパフォーマンスをする習慣が今でもあって欲しいと願うばかりです。

ところで、「三賢者」は誰かご存じですか?

キリスト教との関係は何でしょう?

「三賢者」は、「東方も三博士」とも言われます。

この機会に、ググってみてはいかがでしょうか?

そして、このときにしか体験できないイベントを体験しに、来年のスイス旅行を計画されてはいかがでしょう?

今月のお題 『2016年イベント』

この記事が役に立ったら、このリンク⇒にほんブログ村をクリックしてくださいね!

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。