ベルンマラソンの「世界で一番美しい10マイル」走ってきました!

公開日 : 2016年05月16日
最終更新 :

走って来ましたよ~ 16キロ!

私にとっては、素晴らしい快挙です!

普段週に2、3回フィットネスに通っていますが、マラソンのために走り始めたのはほんの3週間前でした。

それも、1回に付き、ウォームアップやクールダウンを含めて30分程度で走行距離は5キロをほとんど超えない準備でしたから、私が2時間の制限時間内に16キロを完走できると信じる人はあまりいなかったことでしょう。

でも、ぎりぎり完走して、メダルももらってきましたよ!

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年一度開かれる、ベルンマラソン・グランプリ(Grand Prix von Bern)は、お昼から親子マラソンを筆頭に始まります。

小学生のマラソンや5キロほどのマラソン、そして、ノルディックウォークなどの種目があり、メインプログラムである「世界で一番美しい10マイル」マラソンの出発は夕方4時から。

当日の天気予報は、雨。気温も13度ほどしか上がらないとのことでした。

開会式のころは大雨で雷も鳴り響いて、当日は夜まで雨が止んだり降ったりを繰り返していましたが、丁度私の娘や私自身が走っているときは小雨で済みました。

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スタート時間が分刻みで区切られていて、私のグループは最後から2番目。

招待選手などが走り始める時刻を50分過ぎてからでした。

このようなベルンの観光スポットを眺めながらのマラソンです。

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快晴だったら、もっと素晴らしい眺めだったことでしょう。

レース途中から、あるおじいさんの存在に気づきました。

レースが始まってすぐ、バラ園からクマ園へ続く下り坂を走っているとき、背後から荒い息が感じられ、その人物を先に行かせてあげたのでした。

その方は、86歳ぐらいにお見受けする薄目の白髪の男性。

その後、特に気にかけていなかったのですが、レースを半分過ぎたころから、その男性がいつも目の前にいるのに気づき始めたのです。

水分補給で止まったり歩いたりしながら、各自のペースでマラソンを走っているのに、気が付けばおじいちゃんが前にいました。

ベルンマラソンでは、ゼッケンに下の名前が大きく印刷されていて、沿道の方たちが、走者の名前を呼びながら応援してくれます。

沿道の方たちの声援に反応するおじいちゃんの姿を何度か拝見し、どうやらこの方のお名前は「ハンズペーター」さんだったようです。

私は、最後の1キロでペースを少々上げ、おじいちゃんを抜いて行ったのですが、ゴール付近でゼッケンを読みながら実況をしていた方のマイクから「ハンズペーター」が聞こえました。

おじいちゃんも無事に2時間以内にゴールをしたようです。素晴らしい!

動画を撮影しながら、ゴールしました。

私の名前とおじいちゃんの名前が聞こえますよ。(映像は随分ぶれています。)

ベルンマラソン・グランプリ(Grand Prix von Bern)の動画クリップ集はこちらです。

ゼッケンの名前と言えば、沿道の方の反応が結構面白いです。

私がアプローチしてくるまで、次々と走者の名前を読み上げていたのに、私の名前「Takako」は断念される方や、

それまでは、スイス式に「Hop, Hop!」と声援していた方が、私の名前と私のアジア人の顔を見て、現地人ではないと判断されたのか、「Go,Go,Go!」と英語に切り替えたり。

私はレースのほぼ最後尾にくっついて行っていて、後半、走者が固まっていなかったので、沿道の方たちが走者のゼッケンの名前を読む時間がありました。

「Takako」を正確に読んでくれる方がほとんどでしたが、「タカオ!」と何度か呼ばれました。^^

さすがに、「タケーコ」とアメリカ式に呼ぶ方はいませんでしたね。

現在、レース2日目ですが、思ったより痛みがありません。

痛みのピークはこれからかもしれません!爆

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筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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