観光シーズン到来!世界遺産の街ベルンに出かけよう
初夏の風吹く観光シーズン、スイス各地でも花が咲き誇り美しい光景が広がっています。
観光にも適した季節という事で、本日は、スイスの首都ベルン(Bern)をご紹介いたします。
ベルンはスイス国内で、4番目に大きな都市。国会議事堂や万国郵便連合の国際機関も置かれており、春にはソメイヨシノが咲き誇るバラ公園も見所の一つ。
早速、世界遺産の街「ベルン」を歩いてみましょう。
ベルン中央駅を出ると見えるのがトラム乗り場。モダンなデザインの屋根が特徴的なトラム乗り場です!
赤いボディーが街に映えるこちらは、ベルン市内を運行しているトラムです。ベルンのホテルに宿泊される方は、無料の乗車券が発行されるので、トラムでの観光も楽しめます。
日帰りの場合は、券売機で24時間の乗車券、または30分間有効の近距離チケット、1回券をご購入ください。
乗車券のお値段:
・24時間券(Tageskarte):13フラン/ ハーフフェアカード適用時:7.90フラン
・1回券(Einzelbillette 1-2zones):4.6フラン/ハーフフェアカード適用時:2.8フラン
・30分間有効の近距離チケット(Kurzstrecke):2.6フラン/ ハーフフェアカード適用時:2フラン
(ツィットグロッゲ/ 時計塔)
市内観光で是非みておきたい場所といえば、ベルン市内の目抜き通り、西門にある「時計塔」。地元では「ツィットグロッゲ」という名で親しまれています。見所は、4分前から動き出すからくり人形。鐘の音と共に、子グマが登場します。
時計塔は、13世紀の初めに西門として建てられましたが、大火により塔が破壊。その後、1530年にゼンマイ式の時計が取り付けられました。
それから、踊るクマが1610年に設置され、ベルンの街のシンボルへとなったのです。
旧市街を歩いていると、所々にあるのが噴水。
ベルンの街には11箇所に位置し、そのうちの一つがこちらの時計塔の近くにある「子食い鬼の噴水(Kindlifresserbrunnen)」。
色々な説があるのですが、ある一説によるとクリスマスの時期に子ども達が、誤った行動をすると、鬼に食べられてしまうという恐ろしい説もあるようです。
特徴のある彫刻を見に、噴水を訪れてみるのも面白いですよ。
最後は、ベルン旧市街を一望できる「バラ公園(Rosengarten)」。
快晴の日には、多くの人々が訪れる人気の観光スポットです。
ここには日本から贈呈されたソメイヨシノの木々もあり、春にはお花見も楽しめます。
公園内には花が綺麗に咲き誇り、レストランもありますので絶景を横目にお茶の時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ユネスコ世界遺産に登録された街並みは、中世の雰囲気が残る褐色の世界。
是非、ベルン観光をお楽しみください。
<お問い合わせ>
ベルン観光案内所
Bern Tourismus Tourist Information
Bahnhofpl. 10A, 3011 Bern
Tel: +41 31 328 12 12
website: www.bern.com (独・仏・伊・英・西)
<ベルン旧市街>
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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