新型コロナウイルス続報とベルンのソメイヨシノ満開!

公開日 : 2020年03月30日
最終更新 :

在スイス日本国大使館の最新情報によると、新型コロナウイルスの感染者も死亡者数もまだ増加しています。

3月27日08:05時点(スイス連邦内務省保健庁発表)、スイス及びリヒテンシュタ

インにおける感染者数等は以下のとおりです。

1 累計感染者数(確定感染者):12,161人(前日比+1,390人)

2 累計死亡者数:197人(前日比+36人)

https://www.ch.emb-japan.go.jp/itpr_ja/coronavirus_ja.html

まだ感染した知人や隣人がいないので、この拡大に実感を持てないでいますが、散歩に出かけた際に、住宅街の小道に止まっていた救急車の横で防護服を着た人を見かけたので、近場でも広まっているのかもしれません。

さて、ベルンは今日(まだ3月29日です!)の夕方から冷たい雨が降り、明日にかけて雨や雪が予報されているので、これで見頃も終わりかな......と思っていますが、ベルンのバラ公園のソメイヨシノが満開になっています!

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3月中旬から、外出の自粛要請が出ていますが、昨日は、日曜の穏やかな晴天ということもあり、社会的距離を保って散歩をしている人たちを多く見かけました。

私も家族と一緒に、バラ公園の入口に立ち寄り、クマ公園を通って、アーレ川沿いを歩き、バーベキューができる広場であるアイクホルツ(Eichholz)まで行ってきました。

注:グーグルマップによると、「アイヒホルツ」ですが、この単語の場合、「ヒ」より「ク」が適していると思います。

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例年であれば、昨日のような晴天の日は、バーベキューをしたり芝生で日光浴を楽しむ人たちで広場がいっぱいになりますが、さすがに人出は少なかったです。

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しかしながら、バラ公園のように閉鎖されず、家族や友人たちで社会的距離を保ちながら外出できる場所を残しておく配慮をベルン市がしてくれているのは、ありがたいことです。(アイクホルツ広場の横には、キャンプ場があるのですが、こちらは閉鎖されていました。)

市民の憩いの場であるバラ公園の入園は新型コロナウイルスの拡大に伴って規制が厳しくなり、満開を前に入園ができなくなったので、仮設ゲート前や道路を渡った歩道から撮影しました。

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こちらの写真は、今日撮影したのですが、花びらが石畳の小道にちらほら落ちていましたよ。

1枚目の写真の、昨日28日が満開だったように思います。

スイスの全国の小学校が休校になって2週間が経ちますが、小学生の娘(と私)の運動を兼ねて、何度かバラ公園まで徒歩や自転車で行っては、開花の様子を動画に収めたので、また後日こちら↓で公開します。お楽しみに!

昨年までのソメイヨシノのお花見動画は、こちらからご覧いただけます。

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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