コロナなのでスイス国内小旅行!ベルンから日帰りジュネーブ観光

公開日 : 2020年07月27日
最終更新 :

スイスを囲むEU諸国への旅行は解禁されています。

夏場に海を求めてギリシャなど地中海やアメリカの海岸に旅行をするスイス在住者も多いですが、私は、「夏こそ快適なスイスにいるべきだ!」と思っているタイプです。

例年夏場は、サマースクールに参加する日本からのお子さまのお世話で忙しくしているので、お子さまの渡航同行で日本に行く以外は、いずれにしてもスイス国内に留まることが多いです。

2020年の今年はサマースクールの仕事はほとんどなく、こんな機会は滅多にないので「夏場にスイス国外に旅行に行こう!」と思うところですが、サマースクールの仕事がないのは、新型コロナウイルスの影響であり、新型コロナウイルスがまだくすぶっている間は、あちこち国外に行かない方が無難ですよね。

スイスでの電車移動など公共交通機関を利用する際にはマスク着用が義務化されるなど、スイス国内でも注意しないといけませんが、今月数回、日帰りでジュネーブに行く機会があったので、今日は(将来的な)観光先としてジュネーブを紹介します!

まずは、スイス料理と日本料理!

■ 夏場にテラスでいただくチーズフォンデュは最高です!

冬季のみフォンデュ料理を提供しているレストランも多いですが、特に観光客が多いエリアでは、夏場もチーズフォンデュを楽しめますよ。

この食事、今年2月に開催されたジュネーブ日本倶楽部の新年会で当選した「フォンデュ2名分お食事券」を利用しました!

びっくりしたことに動画に出てくるポテトフライは、レストランとしては良心的な値段の6.40フランで、しかもお替わりが無料でした。

日本では、さまざまな「具」でチーズフォンデュをいただきますが、スイスのレストランでは、「パンのみ」が基本です。

注:ゆでポテトを追加注文できたり、チーズにトマトやマッシュルームが混ざったフォンデュを提供していたりするレストランもあります。

わが家では、「具」として、サイコロ型に切ったパンに、ミニトマトやブロッコリー、マッシュルームが定番です。 

■ 駅近の和食レストラン「湖山」でランチ

ジュネーブ駅から徒歩で行けるところにある、和食レストラン「湖山」に初めてうかがいました。

ベルンは首都ですが、日本食材の専門店もなく、日本人シェフの和食レストランも限られています。

ジュネーブはたくさんの和食レストランがあり、とてもうらやましいですね。

こちらは、サーモンちらし寿司(野菜サラダとみそ汁付きで28フラン、約3200円)。

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同席した方によると、店内のテーブル間隔が広くなっているそうです。店員の皆さんは、和柄のマスクを着用していましたよ。

写真にないですが、グラスビールもいただきました。

1杯8フラン(900円ちょっと)しますが、新型コロナウイルスの影響で飲食店が閉鎖になって以来、初めていただく生ビール、しかもキリン、おいしかったです!(日本ビールの「生」をスイスで初めて見ました!)

そして、観光スポットとしては......

■ ジュネーブのランドマーク、ジェッドー(大噴水)

ジュネーブ観光には、ジェッドー(大噴水)は欠かせませんね。

湖畔から眺めるのもいいですが、ぜひ遊覧船に乗るのも計画してみてくださいね。

■ エリザベート像

チャーリー・チャップリンやオードリー・ヘプバーンなど、スイスのフランス語圏にゆかりのある著名外国人がかなりいらっしゃいますよね。

シシィ(ハプスブルク皇妃、エリザベート)もそのひとりで、ジュネーブの5つ星ホテル ボーリヴァージュを愛用されていました。

逆光で失礼! レマン湖沿いにあるスレンダーなシシィ(ハプスブルク皇妃、エリザベート)の像。

目の前には、暗殺されたときに宿泊していたホテル、ボー リヴァージュがあり、バックグラウンドには、ジェッドー(大噴水)(Jet d'Eau)が見えます。

#スイス情報 #シシィ #ハプスブルク家 #エリザベート #観光 #ヨーロッパ #レマン湖 #ジュネーブ #歴史スイス情報.comさんの投稿 2020年7月24日金曜日

実は、ご縁があってボーリヴァージュに宿泊したことがあり、シシィ愛用のお部屋も見学をさせてもらったことがあります。

内装など、またの機会に紹介しますね。

それでは、今日はこの辺で!

筆者

スイス特派員

田山 貴子

欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。

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