月明りの下、自宅から100m先でクロスカントリースキーに興じる!
2000年からスイスに住んでいますが、移住当時に比べると、スイスの冬もかなり温かくなり、積雪量が減っています。
冬になると、山中の自然な坂道がソリコースと指定されたりすることがありましたが、最近ではあまり見かけなくなりました。
私の住居地の近くには農家の畑が広がり、その向こうにはアイガー・メンヒ・ユングフラウに代表されるベルナーオーバライドのスイスアルプスの壮大な姿が見えます。
この畑も雪が積もればクロスカントリースキーコースに早変わりです。
ここ数年、農地でクロカンをする機会に恵まれなかったように思いますが、インスタグラムで投稿したように、1月の終盤に降ってくれた雪のお陰で、自宅でクロカン靴を履いて、クロカンスキーとストックを手に畑に向かいました。
「このチャンスを待っていました!」と朝早くからクロカンに興じる住民がいるようで、私は、すでに作ってもらっているトラックを利用させてもらいました。
実際の畑に積る雪は、地面の柔らかさも手伝ってクロカンコースには適さず、トラックは、通常住民たちの散歩道になっている農道や畑の端にできています。
この日は、寒いながらも快晴で、月明りの下、いい運動ができました。
ちょっと信じられない変わりようですが、この積雪の2日前はぽかぽか陽気で、多くの住民が散歩をしていましたよ。
スイス生活は、自然と共存しているな~と感じます。
それでは、今日はこの辺で!
筆者
スイス特派員
田山 貴子
欧州移住を目指して日本から求職し、2000年よりベルン在住。スイスの会社に10年間勤めた後、日本とスイスの架け橋になるべく起業。
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