正しい?バールの使い方
スペイン北部、フランスの国境に近い、バスク地方の中核都市ビルバオに住んで早くも1年以上経ちました。英語がメインだった夫との会話も、スペイン語が(日本語も)増え、ビルバオの町や人にも最初に比べればずいぶん慣れました。が、まだ色んなことが新鮮。まだ観光気分も抜けないビルバオ生活&スペイン語初心者の私の視点で、おもしろいと思った町の様子や暮らし、観光情報などをお知らせします。
■正しい?バールの使い方
さて、第一回目、バール情報を少し。
日本語の「バー」のイメージからか
バールは「お酒を飲むところ」と思ってしまいますが
(確かにお酒を置いたカウンターはどこにもありますが)、
私的には日本のコンビニ並みに便利で気軽な存在です。
朝早くから夜遅くまで開いていて、店がすべて閉まってしまう日曜日にさえ開いているというのはバールぐらいなんです。
道にコンビニも自動販売機もないスペインでトイレに行きたくなったり、のどがかわいたらどうするか。
もちろんバールです。
コーヒー、ワイン、1ユーロちょっとあったら飲めるので、
日本で自動販売機で飲むのと同じ感覚です。
どんな田舎にも必ずバールが一件はあるので
(日本の田舎にも必ずコンビニがあるように・・・)、
トイレに行ったついでに一服していってください。
■ビルバオのバール
スペインの他の地方ではタパスと呼ばれますが、
ビルバオのあるバスク地方ではピンチョスと呼ばれ、おいしくてとても有名です。
スライスしたフランスパン(ちなみにスペイン語では「バゲット」やただの「パン」と呼ばれます)の上に
色んなものをのせて爪楊枝で刺す(ピンチャール)ところからその名前がきていますが、
バールに置いている「おつまみ」的な意味で、
爪楊枝でさしてなくてもなんでもピンチョスと呼ばれています。
日曜日の午前中はみんなピンチョスを食べ歩いてバールをはしごするので、
日曜日が一番バールのピンチョスが充実します。
ビルバオに来たら、お店なんかは閉まってしまう日曜日は、
美術館や公園にいくか、午前中はピンチョスを食べにバールめぐりがお勧めです。
■次回予告 バールネタを始めたので、また少しバールネタを続けます。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。