夜のビスカヤ橋

公開日 : 2009年03月03日
最終更新 :
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夜のビスカヤ橋

友達が日本からやってきてうきうきのママ。

ビスカヤ橋はNHKでも最近特集したらしくて、

「絶対行こう行こう」

っていうわりには、いつも朝はぐずぐず。

ママ(パパも)起きるの遅いんだよね。

結局ともだちの日程も残り少なくなって、

えい、暗くてもいっちゃえ、って

夜7時近くに家を出るはめに。

パパは友達呼んで、

「車で行けばすぐさ!」

なんて言ってたけど、

結局ベビーシートないからって

友達もいっしょにメトロに乗っていったんだ。

25分ぐらいだったかなー。

ポルトガレッテって駅で降りたよ。

ベビーカーはがたがた言ったけど

両脇に店の並ぶ雰囲気ある石畳の坂道をずーっとおりてくと

海沿いに出て、どーん、とウワサの橋が。

ちょっといい感じの散歩道がオレンジの光で照らされてる。

ママもママのともだちも一同に

「きゃー、ろまんちっくー」。

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やっぱりぼったくり?

ぶら下がってる船みたいなのにのってわたるだけなら30セントぐらいで地下鉄の5ユーロで買ったプリペイド券が使えるのに、上を歩いて渡ったら5ユーロだって。うきー。(子供はいらないけど。)でも、券はポストカードになるんだよ。お土産物屋さんになってる売店で言うと券を買えるよ。ベビーカーはだめって言われたけど(ベビーカーだけ船であっち側へ行きました)子供でも歩いて渡っていいって言われたよ。でも下がすけて見えるから、僕は平気だったけど、ママは「ひーーー」。ポケットからおちた飴かなんかがぽろん、ぽろん、と50Mちかい高さを落ちて行きました。あそこで鍵なんか落としたらもうさようならです。でもママしっかり写真は撮ってたよ。ビスカヤ橋、実は夜景スポットだったんだね。暗がりの中で、ゲッチョ側につくと蝋人形がうその管理人室で橋を見張ってました。またこれコワくてひー。向こう側についてボタンを押すとお迎えのおじさんがエレベーターでのぼってきてくれた。昇りのときのお姉さんが「男の子(チコ)が迎えにきてくれるからね」っていってたのに、嘘つきじゃん、って。ママ、何考えてるの。

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もう、うちのママとパパは!!

上を歩いてるとき、がたがた振動をさせて動く姿が見えた、この「吊り船」に乗ってまたポルトガレッテまで歩いて帰ればよかったのに、パパが、(反対側の)ゲッチョの超金持ちのお屋敷見て、ネグリの海岸沿いのレストランかバールでなんか食べて帰ろうぜ、っていうからさ、もうてくてくみんなで海沿いの歩道を歩いたんだよ。30分以上。夜でも散歩してる人はたくさんいて、ママの相変わらずの「ろまんちっくー」な雰囲気。そしてお城みたいな家ばっかりでさ、みんな家のまえにヨットとか停めてるし、まあ、いいんだけど。でも、ぼくは嫌な予感がしてたんだ。海沿いのたくさんレストランが集まってるところで、バカラオピルピルとか、ママの友達がバスクの食べ物食べれてよかったんだけど、まさかネグリのメトロの駅で、

>>>>今日のビルバオ行きの営業は終了いたしました>>>>

の表示を目にするなんて!11時が終電だったんだ。

まだ2歳にもならないのに終電をのがしちゃったよ!金曜日と土曜日は出歩く人が多いから夜も遅くまで営業してるけど、日曜日は家にはやく帰らなきゃだめ!もう。メトロで1ユーロもしないところを、タクシーで30ユーロのパパとママへのおしおきです。

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