バスクのバルのグラス
以前この特派員ブログで紹介したバル、
紹介した写真に「バスクなのに
「ボデガ」じゃなくて、
普通のワイングラスが写ってるね」
とコメントがありました。
そう、私も初めてこの国に来た時
ワインが普通の広口コップに出て、
最初は
「ワンカップ大関飲んでるみたい」
って思ってたの思い出しました。
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その指摘でちょっと興味がわいて
調べてみました。ちなみに「ボデガ」
というのはデュラレックス社の
この形のグラスの商品名のようです。
スペイン語で「ボデガ」は酒造所、
ワインセラーの意味。
じゃ、スペイン語でこのグラスの名前は?
と義父に聞くと、「バソ(グラス)」
と味気なく答えられてしまいました。
●義父が顔色を変えて指摘!
別に何もなかったんですけど、
天気のいいある日、山の上のcerveceriaへ
(セルベッセリア、ビアホール、と訳が出た)
へ家族でおでかけ。
ピッチャーに入ったビールと、
Riojaのワインがテーブの上に。
近くにあったコップを手に取って、
ワインを注ごうとした私。
義父があわてて、「ジュンコ、
それちがうよ!ワインのはこれ!」
私にはどれも同じコップに見えたんだけどやっぱりワインにはこの広口グラスじゃないとだめなようです。
●「チキトのコップ 24個」
インターネットではこんな風に書いてました。
北の根強い習慣、チキトとスリトのコップ。1箱24個入り、230mlサイズ。
Chiquito(チキト)はワイン小のこと。 この広口コップ、バスクの「生小」zurito(スリト)を頼んでもこれに入ってでてきます。バスクでしか「zurito」って呼ばないみたいです。ここで住んでると当たり前になって見てたんですが、西西辞書で調べると、
「バスクのバルで出てくる、背の低い広口コップにでてくるビールのこと」
と書いてありました。調べてみると面白いです。ついでに、「生中」は「caña」(カニャ)です。cerveza (ビール)を頼むと、1.zurito 2.caña 3. de botella(ビン)の三種類があるよ、というお話でしたー。
P.S ちなみに、コメントで指摘いただいたので付け加えると、CAÑA(カニャ)頼むと、写真にも写ってますけど普通のもっと狭い口のコップや、足のついたながめのグラスに出てくることが多いですー。
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