Bilbao Athletics 負けちゃった〜
先日水曜日、国王杯の決勝戦に、Bilbao Athleticが進出。相手はバルセロナ。ちなみに、スペイン語では「H」を発音しないので、thを丁寧に英語風に舌までかんで発音していた私は訂正され。。。「アトレティク」に聞こえます。
このアトレティクス、本人、もしくは両親のどちらかがバスク生まれじゃないと入団できないという珍しいチーム(祖父母はだめらしい。うちの息子はじゃあ、入れるなあ、なんて考えたんですが。。ともかく。)外人選手を輸入できないぶん、チーム強化は正直難しいと思うんですが、そのことを考えると決勝戦進出はすごいんでしょうね。バルセロナ戦は、ビルバオ対バルセロナ、というよりは、ビルバオ対世界、に近いって言ってる人がいました。
ともかく。
24年ぶりということでおおいに盛り上がり、町が赤と白一色にそまってました。私はサッカー音痴で何もわかんないんですが、とにかく町がもりあがってるってことはわかったので、写真は撮ってみましたのでご紹介します。
バスの番号も行き先も表示されずに、「AUPA ATHLETIC 」って書いてあるし!丁寧にバスク語表記まで下に。乗りたいバスどれかわからんかったらバス止める合図に手あげられない!これは個人的にはいただけません。
行き先表示が出てほっ。けど、フロントガラスにお手製アトレティック旗をはりつけ、下にしかも2−0の得点予想まで。(当然2点がビルバオでしょう)
公園に行けば、みんなチームカラーの赤と白の服ばっかりです。普通の服を着せて遊びにいったら気まずい雰囲気さえあります。息子には、念のためにおじいちゃんに作ってもらった、本人の名前入りのチームユニフォームを着せて行ったからよかったんですが。
お昼ご飯を食べに行ったレストランはこんな感じ。なんか紅白で目出たい感じはあるんですが、なんか落ち着きません。
しょうがないですよね。市役所がこんな調子ですから。
夜10時始まりの試合の前は、もう大変。町中から、
あとれえええええええええええぇぇぇぇぇぇぇエエエエエティッッック!!エウ!!
の雄叫び。「エ」のところが長ければ長いほどいいらしく、よくわからないんですが、とってもしつこくって、耳につくので、2歳の息子もすっかり覚えて、ずっと、この、「ええええええええええティック!!」ってのをやってました。夫は、友達と外のお祭り騒ぎに参加しにいき、私と息子は、義父の「チョコ」(バスクの地域のおじちゃんたちの会員制?飲み屋クラブのこと)へ連れていかれ、ただでピンチョやワインがいただけるのはいいんですが、他のおじちゃんたちの雄叫びをずっと聞かされ。
え?試合そのものの話?なんといっても、サッカー音痴なものですから。。。
ビルバオが奇跡の?1点先取。もう、家にいても他の家の雄叫びが聞こえてきました。が、残念ながら、最終的には4点を連取され終わってしまいました。。。残念。
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