1698年創業、ビルバオ伝統の「のど飴」 ~Santiaguito~

公開日 : 2014年01月28日
最終更新 :

前回の記事では、2014年バスクの祝日を載せました。

お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらでの生活は聖人カレンダーに左右されることが多いです。

日本ではあまりなじみのない聖人カレンダーですが、毎日が聖〇〇の日となっていまして

その聖人にちなんだお祝い事などがしょっちゅうあります。

そして来たる2月3日は、聖ブラスの日(祝日ではありません)。

聖ブラスは病気や怪我を治す特殊な力のある聖人で、

のどに魚の骨をつまらせて瀕死状態だった子供を救ったというお話があります。

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そのお話にちなんで、聖ブラスの日には「のど」にまつわるお菓子を食べる習慣があります。

ビルバオで伝統的に食べられているのは、のどに良いとされているMalvavisco(ウスベニタチアオイ)を原料とした「のど飴」。

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Santiaguitoの「のど飴」は、1698年創業以来ビルバオ人の「のど」を潤してきました。

昔は旧市街に専門店があったのですが、今は街のお菓子屋さんに卸しています。

「のど飴」を食べて冬を乗り切ろうという昔の人の知恵でもあるみたいです。

この飴は、聖ブラスの日に限らず

1年中あちこちのお菓子屋さんで売っていますので、ビルバオ土産にいかがでしょうか。

確実に買えるのは旧市街の、サンティアゴ大聖堂の裏手にあるLarraldeです。

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こちらの飴やヌガー系によくある事なのですが、

この「のど飴」も、1個のサイズが大きいです。

のどに詰まらせない様に注意が必要かもしれません、笑。

LARRALDE

住所 Tendería, 42 48005 Bilbao(旧市街)

営業時間

月-土 09:00-13:30  16:15-20:15

日    09:00-13:30

筆者

スペイン特派員

黒田カナエ

美食エリアとして大注目のバスク地方、 ビルバオから最新情報をお届けします!

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