1698年創業、ビルバオ伝統の「のど飴」 ~Santiaguito~
前回の記事では、2014年バスクの祝日を載せました。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらでの生活は聖人カレンダーに左右されることが多いです。
日本ではあまりなじみのない聖人カレンダーですが、毎日が聖〇〇の日となっていまして
その聖人にちなんだお祝い事などがしょっちゅうあります。
そして来たる2月3日は、聖ブラスの日(祝日ではありません)。
聖ブラスは病気や怪我を治す特殊な力のある聖人で、
のどに魚の骨をつまらせて瀕死状態だった子供を救ったというお話があります。
そのお話にちなんで、聖ブラスの日には「のど」にまつわるお菓子を食べる習慣があります。
ビルバオで伝統的に食べられているのは、のどに良いとされているMalvavisco(ウスベニタチアオイ)を原料とした「のど飴」。
Santiaguitoの「のど飴」は、1698年創業以来ビルバオ人の「のど」を潤してきました。
昔は旧市街に専門店があったのですが、今は街のお菓子屋さんに卸しています。
「のど飴」を食べて冬を乗り切ろうという昔の人の知恵でもあるみたいです。
この飴は、聖ブラスの日に限らず
1年中あちこちのお菓子屋さんで売っていますので、ビルバオ土産にいかがでしょうか。
確実に買えるのは旧市街の、サンティアゴ大聖堂の裏手にあるLarraldeです。
こちらの飴やヌガー系によくある事なのですが、
この「のど飴」も、1個のサイズが大きいです。
のどに詰まらせない様に注意が必要かもしれません、笑。
LARRALDE
住所 Tendería, 42 48005 Bilbao(旧市街)
営業時間
月-土 09:00-13:30 16:15-20:15
日 09:00-13:30
筆者
スペイン特派員
黒田カナエ
美食エリアとして大注目のバスク地方、 ビルバオから最新情報をお届けします!
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。