海外旅行・観光情報の「地球の歩き方」TOP > 特派員ブログ > 中南米  > ボゴタ特派員ブログ > コロンビアの通貨について

コロンビア/ボゴタ特派員ブログ 宮川 慶 さん

コロンビア・ボゴタ特派員が現地から中南米地域に至るまで、旅行・観光・食事などの現地最新情報をお伝えします。

2020年6月17日

コロンビアの通貨について


コロンビアの通貨について

20200616_162951.jpg

¡ Hola a todos !


こんにちは。
ボゴタ特派員の宮川慶です。


今回は旅行で一番大切な、コロンビアの通貨やクレジットカードなど、お金まわりの事情をお伝えしたいと思います。


「ドル、ユーロ、元、ポンド」などの主要通貨と呼ばれる通貨は日本でも見聞きすることが多いと思います。
しかし南米の多くの国では自国通貨を導入しています。南米各国のエマージング通貨(新興国通貨)は、日本ではほとんどお目にかかる機会はないですし、日本の両替所では扱っていないことがほとんとです。


コロンビアでは、「コロンビア・ペソ(COP)」 が唯一の法定通貨として流通しています。


記事執筆現在のレートは「1円 = 34.93コロンビア・ペソ」となっています。
旅行などでコロンビアを訪れると、コロンビア・ペソの桁数に慣れるまで少し時間がかかると思います。
さらに、通貨が新・旧紙幣および貨幣を合わせて21種類が流通しており、ちょっと複雑です。
まずは、コロンビアで現在流通している新通貨を見てみましょう!


20200616_124934.jpg
2016年より導入された新紙幣。10万ペソ、5万ペソ、2万ペソ、1万ペソは高額紙幣に分類されます。
「100Mil」は、「100 × 1000」 = 100000(10万ペソ)のことになります。
※コロンビアの月間最低賃金が98万ペソ(3万円)ちょっとなので、額面大きいですよね。
10万ペソは全然流通していません。受け取り拒否するお店もあるので、両替所でもらっても5万ペソ2枚に分割してもらいましょう。



次に、小額紙幣を見てみましょう。
20200616_125024.jpg

5000ペソ、2000ペソ、1000ペソ紙幣があります。直近の新紙幣発行では、1000ペソだけ硬貨に代わりましたが、旧紙幣も目にする機会が多いです。ほかの金種はほぼ新紙幣に切り替わっています。
※旧紙幣の情報はこちら(コロンビア中央銀行HP)


新硬貨は以下のとおりです。
20200616_125212.jpg

新硬貨は1000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソがおもに流通しています。
旧硬貨もまだ現役で流通しています。新・旧硬貨は半々くらいですかね。


コロンビアでは、レストランやスーパー、ショッピングモールであればクレジットカードが使用できますが、タクシーや公共交通機関ではいまだに現金が主流ですので、コロンビア国内を旅行する場合は、現金をある程度持っておかなければなりません。
ただ、多くの現金を持って歩くのは危険なので、クレジットカードも適宜使用したほうがいいです。


コロンビアでは、政策の一環でドルやユーロなど外貨制限が厳しく設けられています。入国に際して、外貨の免税持ち込み上限も1500USDと少なく設定されています。(根拠法令:「1999年財務省令2685号」および「2000年財務省決議4240号」)
さらに厳しい海外送金制限もあり、その影響でボゴタや主要都市には昔ながらの外貨両替所が多くあります。



日本円をコロンビア国内でコロンビア・ペソと交換することも可能ですが、極端に交換レートが悪いため、米ドルかユーロからコロンビア・ペソに交換しましょう。日によってまちまちですが、ボゴタだと、ドルよりもユーロの方が有利な交換レートになっていることが多いです。ただ、交換手数料・現金の紛失リスクを考慮すると、旅行のときはクレジットカード決済を優先させることをおすすめします。注意点は、コロンビアではクレジットカードの不正使用犯罪が多いため、支払時にパスポートを提示し、パスポート番号と自筆サインを求められます......。


コロンビアでは「デビットカード」も現金の代わりによく使用されています。
コロンビアでクレジットカードを作るのは意外と審査のハードルが高いこと、デビットカードのほうが手続きが簡単だということがあるので、クレジットカードでは不安!という方は、海外旅行に対応したデビットカードを持っていくのもいいでしょう。


コロンビア旅行では、タクシー代の支払機会が一番多いと思います。必ず配車アプリを使用しましょう。理由は、行き先を入力すると支払金額が確定すること、電子決済なので現金でのトラブル防止になる、多額の現金を持ち歩く必要がないことです。


もう一点、コロンビアの通貨について大事なお話をしておきます。


コロンビアでは、「偽札・偽硬貨」が非常に多く流通しています。そのため、2万ペソ以上の高額紙幣に関して、スーパーや商店、高級ショッピングモールから公証役場にいたるまで、「すかし」や特殊インクのペンを使って徹底的にチェックされます。旅行の際に店員さんがすかしチェックしていても、日常的にみられる光景なので、気にしなくていいです。
では、私が出合った偽札・偽硬貨をお見せします。


Circulan-billetes-falsos-en-Simijaca.jpg
5万ペソ紙幣です。全体的に印刷が不鮮明です。



20200505_190735.jpg
500ペソ旧硬貨です。中心の金色の部分がずれていますね。



偽通貨は身近にあふれていて、しっかり確認しないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまいます。
本物の紙幣を見分ける方法は以下です! (※新紙幣の場合)


  • 表面中央:緑のホログラムの中に、薄い緑の輪が見えて、角度を変えると輪が動く
  • 表面中央の緑の鳥の横の空白に「すかし」があり、肖像画が浮き出る
  • すかし肖像画の横に、「BRC」すかし文字が浮き出る
  • 左上の額面数字は角度によって色が変化する
  • 肖像画の横の「BRC」の文字は、は水平にすると青に色が変わる
  • ブラックライトを当てると両面にカラフルな模様が浮き上がるり、紙幣番号も発色する


  • 両替所でコロンビア・ペソに替えたとき、レストランやお店でお釣りをもらったときなど、必ず確認しましょう!
    知らぬ間に支払いに使ってしまってトラブルになりせっかくの旅行が......とならないように自分を守るために。




    新型コロナウイルスが落ち着いたら、コロンビアの通貨についてしっかり頭に入れて、楽しいコロンビア旅行を!

    Más tardecito!

    Kei


    ↓↓ ブログランキングに参加しています!
    よろしければクリックしていただけるとうれしいです! ↓↓









    ↓↓ 当社日本本社HPです! ↓↓


    ↓↓ コロンビアの情報を発信しています! ↓↓

    記事の商用利用を希望される際はコチラからお申し込みください。
    カテゴリー お金・通貨・両替
    2020年6月17日
    « 前の記事「ボゴタの大動脈!エル・ドラード通りにある観光スポット4選」へ
    »次の記事「【COVID-19関連】ボゴタの現状レポート」 へ
    ボゴタ特派員 新着記事
    コロンビア、8月1日まで隔離期間が延長
    【COVID-19関連】ボゴタ市の現状レポート No.2
    【COVID-19関連】ボゴタの現状レポート
    コロンビアの通貨について
    ボゴタの大動脈!エル・ドラード通りにある観光スポット4選
    コロンビアにはこんな素敵な温泉があるんです 「サンタロサ温泉」
    TBS THE世界遺産でマルペロが紹介されます!
    世界ナゼそこに?日本人でコロンビアが紹介されます

    コロンビア ツアー最安値


    2020/7/10更新

    中南米 航空券情報


    コロンビア旅行 旅スケジュール

    旅行者の作る、新着!旅スケジュールをご紹介します。 ■コロンビアの旅行記・口コミ「旅スケ」へ

    中南米にもどる

    • 特派員プロフィール
    • ボゴタ特派員

      ボゴタ特派員
      宮川 慶 さん
      2015年にコロンビアを訪れたのがきっかけでコロンビアの文化に魅了され、ボゴタへ移住。現在は日系貿易商社の南米支社長として、コロンビア製品を日本へ輸出しています。貿易業のかたわら、コロンビアの医療分野投資、ビジネス、コロンビア社会情勢の収集と発信も行っています。 南はアマゾンから北はカリブ海まで、コロンビア全土を回った経験があります。日本ではあまり知られていないコロンビアの魅力や見どころをたっぷりお伝えします! DISQUS ID @disqus_OCn3H4eZ5f

    • リーダーに登録

    地球の歩き方Web特派員募集