コロンビア、8月1日まで隔離期間が延長

公開日 : 2020年07月09日
最終更新 :

¡Hola a todos!

Qué más?

ボゴタ特派員の宮川慶です。

まずは、今回の豪雨被害で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

日本は夏の陽気で、すでに蒸し暑いと聞いています。熱中症にはお気をつけください。

こちらボゴタは風が強く、ほとんど毎日のように雨です。ボゴタでは例年7、8月に一番寒くなります。

日本で夏の時期にコロンビアを訪問する際は、上着が必須です!

本題ですが、コロンビアでは2020年7月7日(火)にドゥケ大統領が、8月1日(土)までの強制隔離期間延長を発表しました。

7月7日現在までに、12万4494人の感染者と4359人の死亡者となり、感染に歯止めがかかっておりません。

ボゴタ市ではついに外出禁止令が110日となりました。現在では、経済や社会的事情から緩和に向かっています。

ところで、最近になってコロンビアでも日本の「三密」の考え方が紹介されていました(詳しくはこちら)。

コロンビア全体として「新しい生活様式」に移行したいという考え方があるのでしょう。

ちなみにスペイン語では、

「Cerrado(密閉)」

「Concurrido(密集)」

「Contacto cercano(密接)」

と言います。

これからの、コロンビアの経済・社会の再開に向けての取り組みは以下のとおりです。

1. 商業活動について

COVID-19の影響がない、または影響の少ない自治体では、市長の要請により、政府がレストランや劇場、スポーツジムの再開をできるとしました。COVID-19の影響が大きい自治体でも順次新しい指針に基づいて市長の事前申請があれば再開許可を順次出していくとしています。しかし、バーやディスコ、娯楽施設の制限は今後も続くとしています。

2. 航空輸送について

COVID-19の影響が少ないか、まったくない自治体では、出発地と到着地の市長の要請により国内航空便を開通できるようになる予定です。国際線は8月31日の再開を目指しています。

3. 学校活動の再開について

国の感染症専門家は、現状の再開は厳しいという認識を示しています。感染が少ない地域と、感染の多い地域で学校活動に代わるモデルなどの調査を教育関連機関と保健省で行っていくとしています。

まだ不透明な部分も多いので、今後どうなっていくかは感染対策次第だと思います。

できる限り早くコロナの影響を脱して、コロンビアでこんな美しい景色がみられるようになることを切に願っています!

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(サンタ・マルタのヨットハーバーから、夕焼けを望む)

Le quedo muy agradecido.

¡Hasta pronto!

Kei

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