色の変わる噴水!これがボルドーの顔、ブルス広場

公開日 : 2013年06月30日
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ボルドーに来てまず見て頂きたいのが、ブルス広場。こちらはボルドーの顔とも言える名所です。手前の水面にまるで鏡のようにはっきりと建物が映し出されていて、見事ですよね!

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ブルス広場は1731年~1775年の間に地方長官クロード・ブッシェの指揮の下、ルイ15世のお抱え建築士であるジャック・ガブリエルと、その息子アンジュ・ガブリエルによって建設されました。

18世紀当時、ボルドーは国際商業港としての役割を担っており、ガロンヌ川の存在は非常に大きなものでした。ブッシェが当時、ガロンヌ川からやってくる人たちを迎えることのできる場所を望み、「川を見下ろすバルコニー」として注文したことから、このような広場が作られたそうです。

革命前はこの広場の中央にはルイ15世の銅像があったそうですが、現在は、美と優雅を司る三美神の噴水となっています。こちらはゼウスの三人の娘(アグライア、エウプロシュネー、タレイア)を描写したもので、1869年の作品です。毎年10月の乳がん検診のキャンペーン中のみ、これらの像にロゼ色のリボンが巻かれ、水そのものもロゼ色に変えられます。こういうセンスが、流石フランスだなあと思ってしまいます。日本で水の色そのものを変えてしまう噴水なんて、見たことがありません。

2009Bordeaux2 019 ブルス広場噴水 縮小600.jpg

このブルス広場の前には「水の鏡」と呼ばれる、ほんの数センチほど、薄く水を張った場所があります。夏などは、子供も大人も足を浸して涼んでいる姿を目にします。水着になってしまう子供たちも多いです。

2009Bordeaux2 025 水の鏡 縮小600.jpg

また、この水の鏡から見渡せるのが、ピエール橋。ガロンヌ川に架けられた橋の中で最も古く、最も美しいとされる橋です。ナポレオン1世の政令によって建造されました。

2009Bordeaux1 013 ピエール橋夕暮れ 縮小600.jpg

このスポットは、昼間と夜の雰囲気が異なります。ボルドーに来られる方は、是非昼と夜の二度、この辺りをお散歩してみて下さいね!

【交通情報】ブルス広場最寄駅:トラムウェイA・C「Place de la Bourse」

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