どうして?知名度伸び悩みのノートルダム教会
ボルドーは、地球の歩き方にこそ載っていませんが、実は数多くの教会があります。
嘘か真か分かりませんが、聞くところによると、フランスの観光スポットを数え上げた場合、フランスでパリの次に見所の多い街はボルドーなんだとか。でも、本当にたくさんの教会があるし、広場やら門やら、言われてみると確かに、数え切れない程見るべきものはあります。
このノートルダム教会は、先ほどのコメディー広場から歩いて3分くらいのところにあります。でも、大きな通りに面していないため、1日程度の滞在だと、ちょっと気づかないかも知れません。
このノートルダムは1684年から1707年に建設されたバロック様式の教会です。
カンコンス広場が実は昔お城があった場所だと前々回に述べましたが、このお城が拡張される際に古い教会が壊され、現在の場所で再建築されました。ローマのジェズ教会をモデルにしているそうです。
正面の装飾も美しいし...(この日は結婚式があったようですね)。
中も見事...。
入り口の上に、立派なオルガンがあるのですが、そこには音楽を奏でる天使たちと、音楽家でもあるダビデと聖セシルの像が飾られています。
スペインの画家ゴヤは最晩年をボルドーで過ごし、こちらのノートルダムで葬られました。ノートルダムのすぐ脇には、彼の銅像が建てられています。
でも、ボルドーのノートルダムってあまり有名ではありません。
なぜかというと、ボルドーには、世界遺産登録されている教会及び大聖堂が3つあるんです(ボルドーの街自体は2007年に登録されているので、街より先に登録されたわけです)。世界遺産登録されている方は箔が付き、どうしても観光スポットとして重要度が高くなります。ノートルダムは、横道のようなところに入らないと辿り着かないので、ガイド付きの観光でなければ気付かれないことが多いと思います。
でも、こちらのノートルダム、実は中も見ごたえがあって、場所もアクセスが良いし、おススメなんです。ちなみに、ボルドーにはここ以外にもこういうおススメしたい教会がいくつかあるんですよ。知られていないだけで、本当に見どころ満載なのです!
カンコンス広場や大劇場まで来たら、是非ちょっと足を向けて頂きたいです。目と鼻の先ですからね!
【交通情報】ノートルダム最寄駅:トラムウェイB「Grand Théâtre」
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