フランスのお金事情

公開日 : 2016年06月04日
最終更新 :
筆者 : 野田祥子

今回は「お金事情」をご紹介します。

というのも、最近日本人観光客の方とお仕事をさせて頂くことが多いのですが、フランス人と日本人のお金の持ち方が違うなと直に感じたからです。

まず、大きな違いがこちら。

フランス人は「カード払い」。

日本人は比較的現金を持ち歩くことが多いですが、フランス人は基本的にカード払いです。

カフェでエスプレッソ一杯飲み、2€弱であれば現金(小銭)で払うことが多いです。

ですが、10ユーロを超えるとカード払いにすることが多いです。

例えばボルドーではトラムの券売機では小銭かカードでしか支払えません。

たまに10€以上や15€以上でないとカードが使えない時もありますが、私が今まで見た中で一番高かったのは15€でしょうか。

さらに、例えば購入金額が5€程度の時に20€札を出すと嫌がられたりします。

50€札はもっと使いにくいですね。

基本的に嫌がられるので、私はフランスに来てから50€札を使ったことがありません。笑

お金を引き出す時も常に10€札か20€札のどちらかです。

もっと言うと50€札が手元にあると一旦銀行に入れて、その後10€札か20€札にして引き出します。

お金の換金の面で言っても、日本のクレジットカードを使って支払いをする方が円をユーロに替えるより手数料が少なかったりします。

もちろんカード会社や換金所に依るので一概には言えませんが、一度確かめてみても損はないかと思います。

さらにですが、現金をたくさん持ち歩くとスリに合う可能性が高くなります。

もし現金を持ち歩く場合は一つの財布の中にたくさんお金を入れないようにしてください。

ちなみにですが私はパリに行くとき常に財布2つ、そして鞄のポケットにお金を分けて入れています。

筆者

フランス特派員

野田祥子

2013年に渡仏しフランスの国家資格であるMC Sommellerie(ソムリエ資格)を取得。ソムリエ協会ボルドー支部に所属する唯一の日本人です。

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