6月オープンのワイン博物館

公開日 : 2016年07月02日
最終更新 :
筆者 : 野田祥子

ボルドーの北側に今年6月1日、新しいワイン博物館がオープンしました。

その名も「La cité du vin」。

直訳すると、ワインの理想郷やワイン天国となります。

このワイン博物館は2013年6月から2016年5月まで三年間かけて建築されました。

不思議な形のこの建物は、コンクリートはアルミニウム、ガラス等20種類もの異なる物質を使って造られました。

建物はかなり興味深く、建築に興味のある人は違う目線で楽しめるのではないでしょうか。

その建築費はなんと1兆円(概算)!

大きさも1万3350平方メートルとかなり大きいです。

10階建てで、20ものテーマの異なるスペースを持つので、正直一日ですべて見学するのは難しいです。

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ちなみに私は1時間半程滞在しましたが、半分以下しか見ることができなかったです。

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入場料は20ユーロと少しお高いですが、その中にワインの試飲が1杯含まれています。

試飲会場は9階にあり、一旦見学スペースから出る必要があります。

(ちなみに一度出るともう入ることができません)

地上階へ戻り、エレベーターで登るとパノラマの景色を楽しみつつワインも楽しめます。

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また、地上8階にはレストランもあります。

私はまだ行けていないのですが、こちらもパノラマ景色を楽しむことができるそう。

無料エリアはスナック、ワインバー、ワインショップ、お土産ショップです。

ワインショップはこの博物館の目玉の一つ。

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80ヶ国、1万4千本ものワインを取り扱う、世界最大のワインショップです。

まだ私はこの博物館を満喫できていないのですが、最新技術が盛りだくさんで子供の用にはしゃいでしまいました。

一日の入場者数がきめられているので、行く方はインターネットで事前に予約してから行くことをお勧めします。

世界最大のワイン博物館、ボルドーがワインの街としてさらに発展したのではないでしょうか。

筆者

フランス特派員

野田祥子

2013年に渡仏しフランスの国家資格であるMC Sommellerie(ソムリエ資格)を取得。ソムリエ協会ボルドー支部に所属する唯一の日本人です。

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