千年余り続く伝統の祭り・安房国司祭「鶴谷八幡宮例大祭」"やわたんまち"予告編(千葉県館山市)

公開日 : 2018年09月05日
最終更新 :

こんにちは。

房総特派員の、さくらパパこと嶋津彰一です。

今日は、千葉県館山市で、毎年9月の敬老の日の前の土・日に行われる、伝統の祭りを紹介します。

H300901yawatanmachi01.jpg

その祭礼は、「鶴谷八幡宮例大祭」

平安時代、安房国に赴任した国司が自ら司祭したと云われていることから「安房国司祭」とも言われています。

また、"八幡の祭り"が転じて"やわたんまち"とも言われています。

このポスターは、昨年(平成29年)のもの。

今年(平成30年)は、9月15日(土)・16日(日)に執り行われます。

H300901yawatanmachi02.jpg

安房国の総社、鶴谷八幡宮では、安房神社、洲宮神社、下立松原神社、手力雄神社、山宮神社、山荻神社、莫越山神社、木幡神社の8社によって六所祭が斎行されていました。

平安時代の中期、延久年間(1069年〜1073年)に始まったものと推測されています。

その後、江戸時代に北条地区の山車と新宿区の御船、明治時代に高皇産靈神社、昭和の初期に子安神社が加わり、現在のような形の祭礼になりました。

H300901yawatanmachi03.jpg
H300901yawatanmachi04.jpg

初日、各社・神輿着御

13時から16時頃までの間に、鶴谷八幡宮に10社の神輿が入祭します。

H300901yawatanmachi05.jpg
H300901yawatanmachi06.jpg
H300901yawatanmachi07.jpg
H300901yawatanmachi08.jpg

初日、山車・御船引廻し

15時、神明神社に北条地区5台の山車と御船が集結します。

H300901yawatanmachi09.jpg
H300901yawatanmachi10.jpg
H300901yawatanmachi11.jpg

二日目、山車・御船入祭

14時半から15時半頃までの間に、鶴谷八幡宮に北条地区5台の山車と御船が入祭します。

H300901yawatanmachi12.jpg
H300901yawatanmachi13.jpg

二日目、各社・神輿還御

17時、御仮屋で一夜を過ごした10社の神輿が、鶴谷八幡宮からそれぞれの神社へと還御します。

H300901yawatanmachi14.jpg
H300901yawatanmachi15.jpg

安房神社を先頭に、還御する10社の神輿がモミ・サシを繰り返す場面が見所の一つです。

H300901yawatanmachi16.jpg
H300901yawatanmachi17.jpg
H300901yawatanmachi18.jpg
H300901yawatanmachi19.jpg

18時、鶴谷八幡宮の神輿が、お浜出をして神幸祭を行います。

H300901yawatanmachi20.jpg

18時、館山駅東口に北条地区5台の山車と御船が最後の集結、祭りはクライマックスを迎えます。

駆け足での紹介となりました。

安房国司祭「鶴谷八幡宮例大祭」"やわたんまち"については、こちらをご覧ください。

筆者

千葉特派員

嶋津 彰一(さくらパパ)

千葉県鴨川市在住。主にワンコ連れの旅にオススメの店やスポット、イベントをお届けします。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。